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ドイツからそして太古から響くエール
「まつえ/風景会議」の事務局にはさまざまな声がよせられています。中でも熱烈にメッセージを寄せ続けてくださっているのが、ドイツ在住の舞踏家 tenno-megumi さん。
県知事、松江市長、ドイツ大使館に手紙を出したり、ドイツの自然保護シンポジウムでこの松江の問題を取り上げるとか、想像を超えた、国境を超えた軽やかな動きをされています。

ドイツでは、エルベ川に架けた橋のためにドレスデンの世界遺産登録が抹消されました。問題の橋は旧市街から3㎞程離れていて、またコンペで選定された比較的穏やかなデザインではあるのです。それでも、認められなかった。「遺産を守るという姿勢」があるのか、が問われているのです。「民・民」の問題でなくて、「民・公」が一緒になって守る気概があるのか…ということです。市長さん、聴こえてますか?

今回、芸術家、お茶人など文化人の賛同者が目立ちます。風景が経済よりも先ず本能に寄り添うからではないでしょうか。
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頂いた本からは、肉体をとおしてはるかかなたからの声、太古からの声が吹きあがってくるような、それがこだましているような舞と思いました。
大社で舞を奉納されたこともあるそうな。松江で舞って頂くとしたらどこがいいだろうか・・・。閉じられた人工的空間でなく、水があり、風があり、潮の匂いがあり、生き物の気配がある・・そんな舞台こそがふさわしいような。西日を光背とした菩薩像の幻影か。
7月にはドイツの日本庭園にて松江城の映像をバックに、世界遺産祈願のパフォーマンスをされるとのことです。
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# by trmt-ken | 2024-03-21 17:40 | まちづくり | Comments(0)