忍者の里の住み心地
本日の中央新報1面に清光院界隈についての記事が載った。忍者の里であった由。
f0202518_12085094.jpg
f0202518_15282753.jpg
階段がある、緑の背景がある、神社や寺がある、広すぎない道がある。家々に井戸がある・・・なぜか、しみじみとする街並みである。なので、敷地の中にも起伏が連続する。表側の棟から奥の棟までは坂道で、屋上まで階段でつながる。中庭には井戸がある。ギャラリーは勾配なりの高低差、敷地なりの平面として厳密に平行ではない壁に区画されている。
f0202518_15284953.jpg
ギャラリーにて「ひびきあうもの」を主とする展示会を開くようになって、アートによって拓かれる感覚を見てきた。美術館として閉じられた空間でない発見があった。
f0202518_15383207.jpg
f0202518_15291400.jpg

米田由美子:作品(家族の肖像)

光との対話、階段という緊張する場での呼吸、緑を吸い込むようなガラスの介在、額縁がない写真の周辺への喚起力。土地の持っている潜在力・建築という器・その中で呼吸する生き物のようなクラフト。
f0202518_15292153.jpg
高橋清訓:花瓶
f0202518_15334687.jpg
ガラスの可能性:-花のしずくを飲もうとしているホグラン-
f0202518_15292674.jpg
林田摂子:RC壁が元の砂と石であったことを思い出す瞬間

コンサートにおいても、清光院の鐘の音を拾い、鳥の声を取り込みながらその場限りの即興ができあがっていく。

五感を研ぎ澄ませて空間を考えたい。2019年新春。(礼)




[PR]
# by trmt-ken | 2019-01-05 15:42 | まちづくり | Comments(0)