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MTの起原
森のくまさんご愛用の マスキングテープについての記事みっけ。
起原はなんとハエとり紙だそうな。だからどうした?いえ別になにも・・・。
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現在も左右の弦ともMT にて眼鏡本体と接続中。

【森のくまさん大集合】
クマさんの好きな薬:2018.0713
森のくまさん付添いをする:2018.0524
クマさんの流儀:2017.1219
坊主記念日:2017.1123
毎日飽きずにカルパッチョ:2017.0904
森のくまさん「ゆでだこ」になる:2017.0720
よもやのくまさん:2017.0207
鶴になりたい弦の物語:2017.0101
テーブルにアイロンをかける:2016.1229
まめの勲章、粗忽の勲章:2016.1208
森のくまさん風邪をひく:2016.1108
森のくまさん一刀両断:2016.1028
森のくまさん島籠り:2016.09
くまさんの家は洗濯日和:2016.07
パンダ左膳参上:2016.05
森のくまさんめがね屋に行く:2016.03

愛用の文具:2015.05
夏みかんがどっさりできました:2012.02


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by trmt-ken | 2018-08-29 22:27 | 森のくまさん | Comments(0)
建築評論への視線-1 プリツカー賞の価値観
建築界のノーベル賞と言われているプリツカー賞は、1979年にアメリカ人実業家であるジェイ・プリツカーとその妻シンディによって設立された賞です。毎年1人(または1グループ)の建築家が受賞しています。第1回はフィリップジョンソン、第2回はルイスバラガン・・・と続き、今年は41回目でインドのバルクリシュナ・ドーシが受賞です。昨年はスペインの3人組RCRアーキテクツ、一昨年はチリのアレハンドロ・アラベナでした。安藤忠雄やSANAAなど何人かの日本人も受賞しています。

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B ドーシと事務所

そのプリツカー賞の価値観について眺めてみよう・・・と思っています。1979年というと、建築は後期モダニズムに入ったころですので、世界の後期モダニズム建築の代表的価値観を考察することになります。
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RCRアーキテクツと事務所

前期モダニズム時代には建築評論という分野があり、日本では川添登や伊藤ていじなど建築評論家と呼ばれる人達が活躍していましたが、近年はジャーナリズムで建築評論を見かけることはほとんどなくなってしまいました。建築評論の不在です。

建築評論が珍しくなった・・・といっても、「こんな建築が好ましい、あの建築はダメ」という議論は多くの建築現場で日常的に行なわれています。また、各種の表彰や設計者選定プロポーザルでは、「選考や評価、講評」などが繰り返し行われています。この様に「建築の論評」は常に行われてはいるのです。

この春の「住処・棲家の自然 第1章 現代(モダニズム)建築の現在」は近年のモダニズム建築総体に対する批判・・・という側面を持ってはいますが、評論としてもっともっと踏み込む必要があると考えています。「どういう建築が好ましいか、あの建築は何故よいか、またはダメか」についてのオープンな議論が必要と思い、その一つの試みとしてプリツカー賞の考察に向かってみることにしました。(和)

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by trmt-ken | 2018-08-28 18:17 | 建築 | Comments(0)
斐川平野の白俵
これで夏休み最後の日曜かと思う暑さの昼下がり、斐川平野に白いオブジェが現れる。
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ほかの田んぼに先駆けて収穫の白い俵の群。一般的に言ってビニール製品や白い色は景観に合わないと思うが、この時期このオブジェは例外。草刈後のいい匂いが漂い、収穫の幸せ感に満ちて。
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松江に居を移してしばらくの間、田んぼのそばに貸家住まいをした。東京から来た父が、稲穂のにおいがするなと言った。高知から少年の時に上京したから、昔の記憶の中のにおいだっただろうか。落ち葉を焼く時もいい匂い。殊に欅は香水のような香りがする。

隠岐で、「そど」という海藻を地元の人はうまいうまいという。最初は何がそんなにうまいのかよくわからなかった。2度3度と重ねて、だんだん確かにうまいと思うようになった。磯の香りのような、懐かしさのある味。ひたひた寄せる波のように、繰り返して初めてわかる味。幸せ感と結びついて思い出にたたみ込まれるかおり。足が速く市場には出ないという。年配の人が「うまい」という時、思い出を一緒に食べていると思う。(礼)

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by trmt-ken | 2018-08-27 20:27 | 折々に・・・ | Comments(0)
ヤマガラのお気に入り
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裏の光庭はヤマガラのお気に入りの場所。限られたスペースで大きな鳥は入ってこないし、エゴの実は好物であるらしい。
「あ、また来てる」とカメラをとりに行っても十分間に合うほどの長逗留。花の時期にはミツバチの羽音が反響する。
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一方中庭では毎日生き物のドラマが繰り広げられる。網戸をセミが登り、羽化し、そこをねらってヒヨドリが飛んでくる。本体も食べるし、抜け殻も食べる。鳥自身網戸に爪をひっかけながらアクロバティックな動きをする。

雛の巣立ちの時はずり落ちながら、コウモリのように羽をばたばたやっていた。付近では親の警戒する鋭い鳴き声。
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網戸の役割は虫よけばかりではない。それを裏側から見ている夏。
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by trmt-ken | 2018-08-26 12:02 | 折々に・・・ | Comments(0)
Ulises Conti Japan Tour 2018@清光院下のギャラリー【ご案内】
Ulises Conti Japan Tour 2018
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アルゼンチン・ポスト音響派 孤高の天才コンポーザーUlises Contiが初のオーケストラ作品「Los efímeros」のリリースと共に5年ぶりに来日。東京・岡山・松江・姫路の4都市ではensemble 0と共演します

10/16(火)松江 清光院下のギャラリー(松江市外中原清光院下198-1)
共演:ensemble 0
開場:18:30 開演:19:30
前売:4,000円メール
予約・問い合わせ CALMS
calmscenesss@gmail.com
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by trmt-ken | 2018-08-20 21:42 | コンサート・催し | Comments(0)
ひっくり返して考える
アレサ・フランクリンの訃報によせてー天声人語よりー
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いつもひっくり返して考える習慣がある。男ならばどうなの、女ならばどうなのと。

いまいちど人生をやり直せるなら、どちらに生まれたいか?私は女に生まれたいと思う。少女時代は負けず嫌いで頑張り屋であった。それはある意味しんどい。ある時、世間でいう出世をしなくていい自由、引きこもってもいい自由を得たいと思った。やりたいことだけをやりたい。そう開き直ったら、断然女性の方が有利だ。それ以外は大したことではない。身一つ養えればいい。

中年男性に自殺者が多いのは、頑張りたくない自分を世間も自分自身も肯定しないからではないだろうか。しかし出世なんかなんぼのものか。生産性などどうでもよろしい・・と今は思うのだ。女性の口惜しさ、男性の苦しさをひっくり返して初めて一歩進める。

おかしいと思ったら、ひっくり返してみること。

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by trmt-ken | 2018-08-19 21:32 | 折々に・・・ | Comments(0)
着物の相談
まもなく母の亡くなった年齢に達する。母の黒留袖は松の模様で、これからずっと祖母としても着れそうな柄。

姉とメールで着物の相談をする。黒留袖を着るときは姉と一緒に着る可能性が高く、ちゃんと2組小物までそろえてあるそうな。誠に用意がいい。こうしたのどかな相談に残暑を忘れる。それでも最後は、そんなおめでたい時がいつ来るかね・・・。お互い長生きしようね。
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着物の相談ごとは、50年60年の思い出を蘇らせ、みやびな空気に浸る。前の代、次の代を想うことができる。
隠岐の家の草とりで汗をかいたあとの静かな盆休み。セミが鳴く。
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テレビも新聞もない隠岐の5日間。今回は車もなくて、花も食事もありあわせ。玄関に野のユリを挿す。神棚のお供えもすぐに下げて頂き、神棚と食卓がすぐそばにある。
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by trmt-ken | 2018-08-18 20:17 | 着物つれづれ | Comments(0)
自己犠牲・美談・感動の裏側に
自己犠牲・美談・感動という言葉を聞くとつい眉をごしごししたくなるあまのじゃく。「感動を与える演技」などとスポーツ選手が口にするとやめてくれ!と言いたくなる。まして道徳として推奨されるに及んでは・・・。
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「感動は人を思考停止させることがある」との指摘には同感。正直のところスポーツは好きでない。人をあおりたてるあのうさん臭さが好きでない。2020年に向けて少し憂鬱な日々がやってくる。
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昨年3月に掲載されたスポーツによる心の災害への警鐘(小磯典子)に胸を突かれた。勝つことへのプレッシャー、太ることへの恐怖。オリンピックが近づき、切迫度はますばかり。スポーツって楽しいものではなかったか。
選手生活のトラウマからの再生過程は薬物依存者の回復過程と驚くほど似ているという。

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by trmt-ken | 2018-08-17 21:33 | 折々に・・・ | Comments(0)
まめなかの~
懐かしい、わがとこのことばが朝日新聞声欄に。「の~」のニュアンスがなんともいえん~!

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今はなき俳優芦田伸介が、時代劇の松江藩の侍役で仏壇の妻に語り掛ける松江弁にじんときたことがある*。長岡輝子が語る東北弁の語り**にうなったこともある。内容は忘れてしまったのに、懐かしい言葉の響きが今もこころに残る。おくにことばは財産。大事にせねば。
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私自身はNHK のそばで育ち無味無臭な標準語。(東京と言っても下町は「ひ」と「し」が混同したり、鼻濁音が違ったり地域差があるのだけど。)松江に住まいして30年、隠岐に行き来してこちらのことばが懐かしく思いはじめるこの頃。まだしゃべるまではいかんがのう・・・。
そういえば、東京から引っ越してまもなく、3歳のわが子が松江弁を喋りはじめてびっくりしたことがある。法吉保育所おそるべし。
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大事にしたいのはことばだけではない。風景も。赤瓦や田や海や川、蛍、魚、鳥、祭り…この幸をずっ~と、と願う。
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隠岐の島の川のほとりの大木は、威厳にみちて立つ。街路樹のように飼いならしてはならぬと思う。

*水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)(TBS / C.A.L) (第14-21部)第20部 第28話「孤剣に秘めた悲願・松江」(1991年5月20日) - 左近寺又兵衛 役ではないかと思う。も一度見てみたい。
**朗読・宮沢賢治童話 お国言葉で聴く宮沢賢治の世界

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by trmt-ken | 2018-08-02 19:56 | 折々に・・・ | Comments(0)
福岡伸一の動的平衡-聖書のことば-
福岡伸一の視点はおもしろいなあ、とくまさん。実は切り抜きのストックはほかにも。
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聖書の冒頭「初めに言葉があった」をギュツラフ訳では「ハジマリニ カシコイモノゴザル」。「カシコイモノ」とは、ギリシャ語の原典では「ロゴス」であった。
世界を統べ、論理を与える力としてのロゴス。一方で、本来連続し、絶えず移ろいゆくものとしての自然を分節化し、名づける力としてのロゴス。人の知恵の源泉としてのロゴス。それがカシコイモノなのである・・・。
2017.1012朝日新聞-福岡伸一のコラムより

思想や哲学は、今までにある言葉(道具)を使いながら、ないものを現わそうとする。翻訳すると少しづつずれが生じる。殊に哲学など重みのある表現にしたがる傾向がある。生き生きした「言葉の質感」が失われることもある。
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Dijon・St Benigne:栄光のキリスト

聖書は決して禁欲的な書物ではないと思う。雅歌の持つみやびかつ官能的な調べはどうだ。様々な豊穣な文化のうえに思想が生まれ、異なる風土・気質の文化に伝わるとまた姿を変える。生き物のように、建築のように。もはやどれが正しいとは言いきれない。だから、せめて複眼でいたいと願う。

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Moissac:預言者ジェレミー

仏教徒であれば、漢文化された仏典に満足せず、チベットやサンスクリットの原典に触れたいとする気持ちは痛いほどわかる。…語学の天才・空海はどれだけの世界を見ていただろう。
ところで、般若心経小本のサンスクリット写本は、インドやそのほかの世界ではなく日本の法隆寺に伝わっているという。サンスクリット文字自体変遷しているが、空海の文字に、ひいてはひらがなの下敷きになってはいまいか・・・。
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(礼)

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by trmt-ken | 2018-08-01 20:11 | 折々に・・・ | Comments(0)