カテゴリ:折々に・・・( 156 )
子供という不可知
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ベスト4に勝ち上がった錦織と大坂が、お互いに「子供みたいにゲームが好き」と評した。親しみを込めて。
トランプ大統領をマティス長官が小学5.6年生程度の理解力と評したとのうわさが流れている。これはマイナス。

朝日新聞連載中の谷川俊太郎の昔がたりで、「自分は子供だった」と何度も書いている。周辺あちこちを傷つけて自戒を込めて。しかし子供の本にかかわることで何かが生まれ、何かが救われるとしたら。
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子供の本の店「つーぼ」さんにて


大抵は、表現される子供は大人を通した子供像で。・・・ところで、子供は本当はどうなんだろうか。
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つーぼさんちの、消火器(松本僕)

つーぼさんのこと
子供の定義-「つーぼ」さんにて-2017.0924
展示の共振-「つーぼ」さんにて-2017.0406
「つーぼ」に春が来た 2017.0313
子供の本の店「つーぼ」開店します 2017.0312
柿渋塗り実習 2017.0209
明治20年代壁の下塗り-現場にて- 2016.1115

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by trmt-ken | 2018-09-08 21:20 | 折々に・・・ | Comments(0)
かつ消えかつ結びて-福岡伸一のコラムより
細胞は物質を合成する以上に、分解することを一生懸命している・・・分解はネガティブでとるに足らないものではない・・・福岡伸一-動的平衡-(朝日新聞2018.0802)
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このところ、断捨離に励んでいる。(ウォーミングアップ程度だが)どんなに好きな生地でも洋服にして体に合わせてしまうと、残しても喜ばれない。というわけで少しづつ形のないものにしていく過程で、また制作意欲がよみがえってきた。ちょっとアートになったり、和に近づいたり。
70歳を超えたら、はたまた80を超えたらいよいよ怖いものなしで、好きなものを着よう。

旅行の最後は、不要な衣類を捨てて着た切り雀。人生もそのようにさわやかにいきたいな、と思うこの頃。分解すること、消えることも重要と思い定めて。

プライドが高くて付き合いにくい母であったが、散り際はあっぱれであった。入院先で大好きな叔父の1周忌のために追悼文を書き、子供の頃からの楽しい思い出を綴って、日付けを書き終えて朝亡くなった。追悼文を受け取りに行った父が、病室があわただしくて亡くなったのを知る。一人でさっさと行くのが母の流儀で。「参ったな…」が無口な父のひとりごと。その母の年齢にまもなく達する。・・・さて母の残した着物をなんとしよう。(礼)

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by trmt-ken | 2018-09-05 17:57 | 折々に・・・ | Comments(0)
斐川平野の白俵
これで夏休み最後の日曜かと思う暑さの昼下がり、斐川平野に白いオブジェが現れる。
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ほかの田んぼに先駆けて収穫の白い俵の群。一般的に言ってビニール製品や白い色は景観に合わないと思うが、この時期このオブジェは例外。草刈後のいい匂いが漂い、収穫の幸せ感に満ちて。
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松江に居を移してしばらくの間、田んぼのそばに貸家住まいをした。東京から来た父が、稲穂のにおいがするなと言った。高知から少年の時に上京したから、昔の記憶の中のにおいだっただろうか。落ち葉を焼く時もいい匂い。殊に欅は香水のような香りがする。

隠岐で、「そど」という海藻を地元の人はうまいうまいという。最初は何がそんなにうまいのかよくわからなかった。2度3度と重ねて、だんだん確かにうまいと思うようになった。磯の香りのような、懐かしさのある味。ひたひた寄せる波のように、繰り返して初めてわかる味。幸せ感と結びついて思い出にたたみ込まれるかおり。足が速く市場には出ないという。年配の人が「うまい」という時、思い出を一緒に食べていると思う。(礼)

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by trmt-ken | 2018-08-27 20:27 | 折々に・・・ | Comments(0)
ヤマガラのお気に入り
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裏の光庭はヤマガラのお気に入りの場所。限られたスペースで大きな鳥は入ってこないし、エゴの実は好物であるらしい。
「あ、また来てる」とカメラをとりに行っても十分間に合うほどの長逗留。花の時期にはミツバチの羽音が反響する。
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一方中庭では毎日生き物のドラマが繰り広げられる。網戸をセミが登り、羽化し、そこをねらってヒヨドリが飛んでくる。本体も食べるし、抜け殻も食べる。鳥自身網戸に爪をひっかけながらアクロバティックな動きをする。

雛の巣立ちの時はずり落ちながら、コウモリのように羽をばたばたやっていた。付近では親の警戒する鋭い鳴き声。
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網戸の役割は虫よけばかりではない。それを裏側から見ている夏。
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by trmt-ken | 2018-08-26 12:02 | 折々に・・・ | Comments(0)
ひっくり返して考える
アレサ・フランクリンの訃報によせてー天声人語よりー
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いつもひっくり返して考える習慣がある。男ならばどうなの、女ならばどうなのと。

いまいちど人生をやり直せるなら、どちらに生まれたいか?私は女に生まれたいと思う。少女時代は負けず嫌いで頑張り屋であった。それはある意味しんどい。ある時、世間でいう出世をしなくていい自由、引きこもってもいい自由を得たいと思った。やりたいことだけをやりたい。そう開き直ったら、断然女性の方が有利だ。それ以外は大したことではない。身一つ養えればいい。

中年男性に自殺者が多いのは、頑張りたくない自分を世間も自分自身も肯定しないからではないだろうか。しかし出世なんかなんぼのものか。生産性などどうでもよろしい・・と今は思うのだ。女性の口惜しさ、男性の苦しさをひっくり返して初めて一歩進める。

おかしいと思ったら、ひっくり返してみること。

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by trmt-ken | 2018-08-19 21:32 | 折々に・・・ | Comments(0)
自己犠牲・美談・感動の裏側に
自己犠牲・美談・感動という言葉を聞くとつい眉をごしごししたくなるあまのじゃく。「感動を与える演技」などとスポーツ選手が口にするとやめてくれ!と言いたくなる。まして道徳として推奨されるに及んでは・・・。
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「感動は人を思考停止させることがある」との指摘には同感。正直のところスポーツは好きでない。人をあおりたてるあのうさん臭さが好きでない。2020年に向けて少し憂鬱な日々がやってくる。
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昨年3月に掲載されたスポーツによる心の災害への警鐘(小磯典子)に胸を突かれた。勝つことへのプレッシャー、太ることへの恐怖。オリンピックが近づき、切迫度はますばかり。スポーツって楽しいものではなかったか。
選手生活のトラウマからの再生過程は薬物依存者の回復過程と驚くほど似ているという。

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by trmt-ken | 2018-08-17 21:33 | 折々に・・・ | Comments(0)
まめなかの~
懐かしい、わがとこのことばが朝日新聞声欄に。「の~」のニュアンスがなんともいえん~!

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今はなき俳優芦田伸介が、時代劇の松江藩の侍役で仏壇の妻に語り掛ける松江弁にじんときたことがある*。長岡輝子が語る東北弁の語り**にうなったこともある。内容は忘れてしまったのに、懐かしい言葉の響きが今もこころに残る。おくにことばは財産。大事にせねば。
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私自身はNHK のそばで育ち無味無臭な標準語。(東京と言っても下町は「ひ」と「し」が混同したり、鼻濁音が違ったり地域差があるのだけど。)松江に住まいして30年、隠岐に行き来してこちらのことばが懐かしく思いはじめるこの頃。まだしゃべるまではいかんがのう・・・。
そういえば、東京から引っ越してまもなく、3歳のわが子が松江弁を喋りはじめてびっくりしたことがある。法吉保育所おそるべし。
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大事にしたいのはことばだけではない。風景も。赤瓦や田や海や川、蛍、魚、鳥、祭り…この幸をずっ~と、と願う。
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隠岐の島の川のほとりの大木は、威厳にみちて立つ。街路樹のように飼いならしてはならぬと思う。

*水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)(TBS / C.A.L) (第14-21部)第20部 第28話「孤剣に秘めた悲願・松江」(1991年5月20日) - 左近寺又兵衛 役ではないかと思う。も一度見てみたい。
**朗読・宮沢賢治童話 お国言葉で聴く宮沢賢治の世界

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by trmt-ken | 2018-08-02 19:56 | 折々に・・・ | Comments(0)
福岡伸一の動的平衡-聖書のことば-
福岡伸一の視点はおもしろいなあ、とくまさん。実は切り抜きのストックはほかにも。
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聖書の冒頭「初めに言葉があった」をギュツラフ訳では「ハジマリニ カシコイモノゴザル」。「カシコイモノ」とは、ギリシャ語の原典では「ロゴス」であった。
世界を統べ、論理を与える力としてのロゴス。一方で、本来連続し、絶えず移ろいゆくものとしての自然を分節化し、名づける力としてのロゴス。人の知恵の源泉としてのロゴス。それがカシコイモノなのである・・・。
2017.1012朝日新聞-福岡伸一のコラムより

思想や哲学は、今までにある言葉(道具)を使いながら、ないものを現わそうとする。翻訳すると少しづつずれが生じる。殊に哲学など重みのある表現にしたがる傾向がある。生き生きした「言葉の質感」が失われることもある。
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Dijon・St Benigne:栄光のキリスト

聖書は決して禁欲的な書物ではないと思う。雅歌の持つみやびかつ官能的な調べはどうだ。様々な豊穣な文化のうえに思想が生まれ、異なる風土・気質の文化に伝わるとまた姿を変える。生き物のように、建築のように。もはやどれが正しいとは言いきれない。だから、せめて複眼でいたいと願う。

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Moissac:預言者ジェレミー

仏教徒であれば、漢文化された仏典に満足せず、チベットやサンスクリットの原典に触れたいとする気持ちは痛いほどわかる。…語学の天才・空海はどれだけの世界を見ていただろう。
ところで、般若心経小本のサンスクリット写本は、インドやそのほかの世界ではなく日本の法隆寺に伝わっているという。サンスクリット文字自体変遷しているが、空海の文字に、ひいてはひらがなの下敷きになってはいまいか・・・。
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(礼)

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by trmt-ken | 2018-08-01 20:11 | 折々に・・・ | Comments(0)
福岡伸一の動的平衡
「福岡伸一の動的平衡」というコラム(朝日新聞木曜日)を愛読している。フェルメール狂いというだけで親近感をもってしまう。美しいと感じる本能と、その本能の発生するメカニズムを突き止めようという理性がお互いに刺激しあっている点に惹かれる。
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生物の視覚は動くものに敏感だ。敵あるいは獲物・・反射的にすぐ行動する必要があり、身体も緊張状態に入る。一方、じっくり観察し、分析し、思索を深めるためには対象物が止まっている必要がある。・・・電気的な文字や画像はいつも細かく震えていて、この刺激が脳に不要な緊張を強いているのではないか。だから落ち着いて読むことが出来ない。…生物の特性はそう簡単には変わらないはずだ…との主張。

まったく同感。画面の動きにさらされると、私の場合船酔いのような不快感が起きる。考えるどころではない。感知できない「震え」に至っては想像するしかないが。カタログも紙ベースが間に合わないとかで、なかなか手に入らない。しかたなくパソコンで紙をめくっていると不快で気分が滅入る。なぜだろうと思っていた。私だけでないとわかってほっとした。

フェルメールの美しさは、息をのむ澄み切った静寂にあると思う。では、デジタル処理された音楽はどうか?・・・いろんなことを次々と考える夏。(フェルメール狂かつ、れっきとした生物の一員)



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by trmt-ken | 2018-07-28 22:08 | 折々に・・・ | Comments(0)
八雲の水遊び
意宇川で水遊びの子供たち。何やら水中におるらしく、大人の方が熱心な様子。八雲の夏休み。
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対岸にはうっそりとした、古墳。
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この猛暑に、お風呂は水風呂としている。一日水を張っておいて、外から帰ってくるとざんぶりと頭から潜って、体のあら熱をとる。前世はゆであがった魚かおっとせいか。冬に比べてガス代は6割程度体温で水をあたためる暑い夏。
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by trmt-ken | 2018-07-27 06:25 | 折々に・・・ | Comments(0)