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カテゴリ:折々に・・・( 168 )
平成の終わりに
平成が終わった。

先月よりあまりに改元及び皇室関係の報道が多く、怖さまで感じていたこの頃、初めて、まともな知性を感じる文章に出会った。金井美恵子さん。今まで小説を読んだことがなかったことが悔やまれる。

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現上皇ご夫妻が、立派で尊敬されるべき方であることは否定しない。しかし、「平成が戦争のない時代として終ることに…」と語られたとき、それは平成という元号を持つ日本という内部だけのことだ、という指摘は鋭い。

返す刀で現代詩人を切る。言語的批判意識はどこへ行ったか・・・と。(礼)



by trmt-ken | 2019-05-04 18:14 | 折々に・・・ | Comments(0)
教えの庭から-「過ちて」-
愛読している欄がある。朝日では読書欄、山陰中央新報では「教えの庭から」。
仏教・キリスト教など立場は変われど、宗教者が「今」をどのようにとらえているのかが伺える。

今回は一畑薬師管長・飯塚大幸さんの最終回。胸をうたれる文章であった。
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以前にも、写経について心にのこる文章があった。初心者はきれいに書こうとする。書き進むにつれそうした気負いが消えていく。下手でもいい無心に、それが大事だと。とにかく初めてみる。

写経の会、座禅の会…善男善女とは程遠い人にもそうした門が開かれているのは有難い。
ところで、読経の時、現代語同時通訳のテロップなどはできないだろうか。わからないのは、アーメン・ハレルヤ・ボジソワカ位で十分では。(礼)
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白井晟一「阿難」

by trmt-ken | 2019-03-10 10:30 | 折々に・・・ | Comments(0)
顔真卿展
2月24日まで上野の国立博物館にて顔真卿展が開かれている。

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祭姪文稿/故宮博物館蔵(中央公論社「書道芸術」より)

王義之の後、独自の雄渾な書を生み出し、また激烈な生を全うした。20年後入唐した空海にもおおきな影響を与えた。晋時代の蘇東坡などにも生き方を含め多大な影響を及ぼしている。秘蔵品(祭姪文稿など)も出展されているとか。見たい。見えるのはひとの頭ばかりかもしれないが。

書は不思議だ。なぜ心ゆすぶられるのだろう。なぜ懐かしいのだろう。(礼)



by trmt-ken | 2019-02-17 20:39 | 折々に・・・ | Comments(0)
怖い鬼・可愛い鬼
節分のニュースで、おそろしく怖い鬼が出てきて子供が泣き叫んでいた。夢に出なければいいけど。
かっての娘の保育所では、可愛い鬼がいっぱいできた。先生がたの創意工夫には頭が下がる。
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法吉保育所にて

鬼の格好のまま帰宅。手を繋いで歩くと、立ち寄ったお店の人はみな笑顔になった。それから約25年、設計の参考のため保育所を再訪したことがある。先生は、子供のみならず親の顔までも覚えておられた。鬼も驚く記憶力。(礼)




by trmt-ken | 2019-02-04 18:46 | 折々に・・・ | Comments(0)
動物に似てくる、そうするとわかる時がある
ある動物に入れ込むと、なにやら雰囲気が似てくるようだ。
京大の学長さんがゴリラに似ているというと問題がありそうだが、でも何となくそんなかんじがする。「グッ グッフーム」とあいさつしていると。
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鳥を育てて、ひなからずっと面倒を見ている飼育員さんは、なんだかしぐさまで鳥のようでおかしかった。親のない鳥に野生で生きるすべを教えなくてはならない…そうすると似て来るわなあ。

自分はどうかというと、動物は嫌いだが水が好きで、魚やイルカのおよぎをじっと見て泳ぎを覚えた。
あまり教室などで教わったことはない。それで、バタフライでもクラゲ泳ぎだと言われる。筋力が不足するのだから仕方ない。急ぐこともなくふわふわと。しかし久しぶりに泳いだら、クラゲ泳ぎでさえも25m行かなかった。それでも、犬になった気持ちで泳いでみたり、イルカのように潜ってみたりした頃をちょびっと思い出した。いつまでも夏休みが続くといいなと思っていた頃。時間の長さが永遠に感じられた頃。

部活で、はじめてクロールのフィニッシュを教わった。推進力として水を押す。人間が人として速く泳ぐためのテクニック。魚のようにから、競技への一歩。

赤ん坊は、人と暮らしてだんだん人間になるのだろうか。


ゴリラ学者の考えること:


by trmt-ken | 2019-01-31 20:45 | 折々に・・・ | Comments(0)
幸せの匂い-ささやかなおせち-
あまり料理は得意でない。が、1年に1回おせち料理の「かけら」のようなことをする。毎回実験料理のようなものだが、それでも家に食べ物の香りが満ちる。なぜか華やぐ。ささやかな幸せ。

このところくまさんの要望で糖質を制限しているため、使わない食材が増えた。正月位いいじゃないと、そばを煮た後の蕎麦湯のおいしいこと。それから、久しぶりに食べるジャガイモ…こんなにおいしかったっけ。欠乏という名の格別の調味料がきいて。
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圧力鍋の活躍ついでにビーフシチューに挑戦。これがことのほか上出来。唯一の困りごとは、ワインを使った蒸し焼きからの工程がいろいろあり、できあがるころには、できあがっていること。今年もよい年でありますように!(礼)
by trmt-ken | 2019-01-06 18:37 | 折々に・・・ | Comments(0)
言葉が疲労から回復するために
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「言葉」が流布すると、疲労して根っこから離れ、本来の力を失うことがある。
レストラン=食事処と軽く考えているが、もともと、もう一度活力を取り戻すことからできた言葉だ。食物を摂ることで回復する・・・・イミテーションしかり。
そして、言葉について言えることはデザインにも言える。浮遊してふわふわしているものに、もう一度根っこを取り戻すこと。

東西を問わず、柱には樹木の要素があり、街路樹には列柱の要素がある。しかし、あまりに人間のためにそぎ落とされると、樹木としての尊厳にかかわるような気がする。足を上げて行進する兵隊さんがもはや人間をやめたように。舗装の上では葉っぱを落としたらゴミになる。土ならば養分になったはずなのに。
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大手町の街路樹
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かって、ある古代文化の会で「島根では祭りや文化に生活の根っこがある」と言われたのが心に残る。島もある、根もある。誇るべきことだと思う。都会ばかりを見ずに、足元を見る、その足の下を想う。
(礼)

by trmt-ken | 2018-12-21 18:11 | 折々に・・・ | Comments(0)
みはるちゃんとパズル
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熱があって母子出勤となった日、にも関わらず、森口パズルに夢中のみはるちゃん。熱はどこへいった?
未来のフランク・ロイド・ライトに向かってまっしぐら。いろいろ作りながら、時々自分の指をじっと見る。
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こどもにとって面白いものってなんだろう。ほかの子は、どういう反応をするだろう。

by trmt-ken | 2018-12-13 21:43 | 折々に・・・ | Comments(0)
びっくり箱をあける- 森口パズル-
森口保さんの残された物の中に、パズルがぎっしり詰まった段ボールがあった。開けてみると、様々な立体パズルがスケッチとともに「出土」。
にわかには、その全貌がつかめない。ぴっちり立法体にしまってあるのを、いろいろな形にする、色がついている面を縞に揃える、同色に揃える・・・
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とりあえず写真で記録してみる。このほかにも、スケッチ帖もどっさりある。活かし方を考えねば。興味のある方はご連絡ください。なお、書籍・スケッチ・パズルなど森口保さんの世界をゆっくり皆さんに見て頂く機会を考えたいと思います。
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by trmt-ken | 2018-12-11 06:51 | 折々に・・・ | Comments(0)
柿の社会にも大小あって
隠岐の家の小さな柿の木、先回ほとんど収穫したと思ったのに、葉が落ちたらまだたくさん残っていた。再び4個ほど鳥に残して、大事に海を渡って持ち帰った。
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家に帰ると玄関に頂き物の大きな柿。大きいうえに種がほとんどない。品種改良のたまもの。一方隠岐の家の柿は小さいくせに種がいっぱい。渋みもしっかり。
それでもめげるでないぞ!週末は干し柿に再挑戦の予定です。種も半端なくあるので、土に埋めてみようかな。

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初めて料理を褒められた!実は料理は苦手なのだが、頂き物があると、粗末にしてはならじと張り切って創作料理をする。写真は蕪のクリーム煮。昔は野菜より肉の方が上等と思っていた。今はとれたて野菜の味を有難く頂く。

高校の同級生は、私が既婚だというと驚き、子供がいるというとさらに驚く。なので、ブログに料理を載せていることは言わない。きっとみなひっくりかえるぞ!(礼)

by trmt-ken | 2018-12-05 18:52 | 折々に・・・ | Comments(0)