カテゴリ:ひびきあうもの( 57 )
ひびきあうものVol.9-4 ときに役に立つことを忘れ
多士済々の中でなぜかひときわ気のもめる作家:吾郷直紀さん。ぴっちりと藤原将史さんの枠に収まって自立して。
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藤原さんの役目は縁の下の力持ち。控え目に作品を支えています。棚も親子の椅子も。今は小さな子供はいないのに、昔の子供の幻影を見る。時に、役に立たなくても欲しいものがある。
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夕刻6時に清光院の鐘が鳴ってもなお去りがたく、終わりごろに却ってお客様が増えるような。秋の日は暮れるのが速くて、月と秋の虫の時間がはじまる。
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参加作家:
八木夕菜、宮本崇輝、米田由美子、吾郷屋(吾郷直樹)、ミントチュチュレザー(川口淳平)、樋野由紀子、家具工房en( 藤原将史)、森脇製陶所(森脇靖)、Frenzy(岡本英利哉)、廣澤英介、empfangen-candle(中尾淳子)、mahina pharmacy


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by trmt-ken | 2018-09-26 21:59 | ひびきあうもの | Comments(0)
ひびきあうものVol.9-3 20人の合唱隊
ひびきあうものVol.9は多士済々。組み合わせも自由自在。

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森脇製陶所(森脇靖)/20人の合唱隊。胸を膨らませて息をはく。
出る音はぷーとかぽーとか。決してぴーとかぶーでないと思う。

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empfangen-candle(中尾淳子)/ブルーのキャンドル
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empfangen-candle(中尾淳子)/オレンジのキャンドル+
mahina pharmacy

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廣澤瑛介(初参加)/草木染の絹糸で編んだマクラメジュエリー
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麻のドレス/Frenzy(岡本英利哉)+ストール/樋野由紀子+ジュエリー/廣澤瑛介の絶妙な組み合わせ。
川口淳平さんの籐の籠にも似合いそう。残る問題は中身の人間。


参加作家:
八木夕菜、宮本崇輝、米田由美子、吾郷屋(吾郷直樹)、ミントチュチュレザー(川口淳平)、樋野由紀子、家具工房en( 藤原将史)、森脇製陶所(森脇靖)、Frenzy(岡本英利哉)、廣澤英介、empfangen-candle(中尾淳子)、mahina pharmacy
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by trmt-ken | 2018-09-25 18:15 | ひびきあうもの | Comments(0)
ひびきあうものVol.9-2 人を想う布
控え目さと、季節をめでる華やぎと。…あの方に似合いそうだなと、なぜか遠くにいる人に思いを寄せる。サクランボとびわと苅安で染めた布。

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樋野由紀子:ショール
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川口淳平:花結び籐籠
ほのかなさくら色の布で。繊細な輪や紐先端の皮巻の技に見とれる。花見に野立てに出かけなくては。
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川口淳平:籐籠
ざっくりした小豆色の布との出会い。これを持つときには装いにも物腰にも覚悟がいるなと思う。ちなみに、台はDoorさんの照明器具としてつくられたチタン製の一枚板。明かりが木漏れ日のようになる。穴があるかどうか、不規則であるかどうかで、全く相貌が異なる。

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今回は写真を組み込んだアート作品があり、スペースをとった展示です。玄関側の部屋では香りの製品、マクラメ編み、ジュエリーなどを展示しています。30日まで。


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by trmt-ken | 2018-09-24 20:16 | ひびきあうもの | Comments(0)
ひびきあうものVol.9-1 始まりました
本日よりひびきあうものVol.9始まりました。9月30日(日)までです。11:00~18:00@清光院下のギャラリー。
器・草木染・皮工芸などおなじみの顔ぶれに加え、写真やガラス工芸、香料などのはじめての参加もあります。
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入り口
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米田由美子/より親密に寄り添って-intimacy-2点の距離が緊張と意思を表す。

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八木夕菜/アーチの輻輳。シトー会系の澄み切ったロマネスクをさらに透明にしたような。むしろ音楽的な。

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八木夕菜/建築の映像と映り込んだ景色が貫入し、移ろう。中庭と室内のあわいのちょうどここで、今。

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宮本崇輝:ガラス器/これでお茶を頂いたら宇宙に吸い込まれるここちして。
( 礼)

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by trmt-ken | 2018-09-23 18:31 | ひびきあうもの | Comments(0)
ひびきあうものVol.9【ご案内】
ひびきあうもの VOL9「intimacy 親密」
日時:9月23日〜30日 11時〜18時(最終日30日は16時まで)
会場:清光院下のギャラリー&HOME SWEET HOME
お問い合わせ:090-8713-0852 DOOR高橋
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清光院下のギャラリーにおける展示会
2018.11 安部宏展(予定)
2018.09 ひびきあうもの vol.9「Intimacy」(予定)
2018.04 後藤華「小さな世界」展
2017.05 松江藩籐細工 長崎家の仕事展
2016.11 ひびきあうもの vol.8
2015.06 ひびきあうもの vol.7
2014.10 KodamArt
2014.09 BADAWI〜街ではないトコロに暮らす人々〜
2014.09「Kamiari」
2014.06 ジャパングラフ森善之写真展
2014.05 7つのタカラバコ展
2014.04 ひびきあうもの vol.6 「素と塑」
2013.05 ひびきあうもの vol.5「Market」
2013.04 アン・ブルーニ「m e t a m o r p h o s i s」展
2013.03 シマネプロダクト
2012.10 ひびきあうもの vol.4「家について」
2012.04 ひびきあうもの vol.3「地域を食する」
2011.11 Atelier sept なないろ
2011.04 ひびきあうもの vol.2森をさがす」
2010.04 ひびきあうもの vol.1「ホグラン」展


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by trmt-ken | 2018-09-13 14:23 | ひびきあうもの | Comments(0)
「ひびきあうもの」展Vol.9-Intimacy-について【予告】
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今年のひびきあうもの展Vol.9-Intimacy-は9月23日(日)より30日(日)の8日間です。
2010年にはじまり、回を重ねて9回目になりました。今回は秋の開催。みんなが楽しみにしている展示会です。
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清光院下のギャラリーにおける展示会
2018.11 安部宏展(予定)
2018.09 ひびきあうもの vol.9「Intimacy」(予定)
2018.04 後藤華「小さな世界」展
2017.05 松江藩籐細工 長崎家の仕事展
2016.11 ひびきあうもの vol.8
2015.06 ひびきあうもの vol.7
2014.10 KodamArt
2014.09 BADAWI〜街ではないトコロに暮らす人々〜
2014.09「Kamiari」
2014.06 ジャパングラフ森善之写真展
2014.05 7つのタカラバコ展
2014.04 ひびきあうもの vol.6 「素と塑」
2013.05 ひびきあうもの vol.5「Market」
2013.04 アン・ブルーニ「m e t a m o r p h o s i s」展
2013.03 シマネプロダクト
2012.10 ひびきあうもの vol.4「家について」
2012.04 ひびきあうもの vol.3「地域を食する」
2011.11 Atelier sept なないろ
2011.04 ひびきあうもの vol.2森をさがす」
2010.04 ひびきあうもの vol.1「ホグラン」展
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by trmt-ken | 2018-07-30 17:14 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-9 ご案内最終回
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変容する蝋燭:墨色(中尾淳子)

いつにも増して考えることの多かった展示会。ものつくりの方たちの仕事を通じて、私ども建築の分野へも様々なヒントがひそんでいた。抽象論でなく、切実で、血の通った思考をしたいと思うこの頃。
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作家さんのエールの交換

作品の質というより、わが身にとって切実な切り口に焦点を当てたご紹介で、全体への目配りが不足していた点はご容赦願います。終わるのが惜しい気もしますが、また来年。息長くつづきますように。
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会場の賑わいを見ながら、2階テラスを藤棚にしたいなとか、もうちいと黒でない服も作ろうかなとか、前向きな意欲もわいてきました。参加いただいた皆様、ご来場の皆さま、また主催の高橋香苗さんに感謝します。
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(礼)
ひびきあうもの展は明日までです。
11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-12-03 21:12 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-8 技術は素材のなかに
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Matièreの中に納まったTechnique---MとTの組み合わせ文字
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確かな素材は内に向かう。余計なものはいらなくなる。
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白いドレス(岡本英利哉・高橋香苗)グレーの仕事着
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確かで、静かなものに向かって。
「驚愕」やら、「美しすぎ」やら不要に煽られる言葉が氾濫する日常。加速度がないと感動しなくなり、あおり煽られ、人はどこへ行くのだろう。POC A POC。すこしずつ。一歩一歩。
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まぶしすぎると微妙な差が見えない。

ひびきあうもの展はあと3日(土)4日(日)の2日間になりました。
11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-12-02 20:49 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-7 12月になったら
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12月に入ると温まりたくなる。
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いつの間にか枯れ木に、飾りがついた。いろんな人が、知らん顔して手を加えていく不思議。
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別室では、オールドアラビアの食器。(poc a poc:井上久美子:ARABIA・ルスカシリーズ)
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木のオブジェ(松本 樸):火のともらない蝋燭。音の出ないピアノ。動かないミシン。
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仁摩図書館では、画面の出ない木のパソコンが案内板として置いてある。(チョークで手書きする)…あえて「できない」、「ない」。わがとこにはそういった類のものがどっさりあるが。洗濯をしない洗濯機とか。
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夜にこっそり華やぐ。

11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-12-01 19:20 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-6 手の痕跡
以前は削り取っていた手の痕跡。自然なものは残してもいいと決断に至る。「消す」と「残す」のあわい。
ろくろのあと、道具のあと、らせんの最後の跡。壺(森脇靖)
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書にも道具の痕跡や、呼吸や力の跡が残る。残そうとすると妙なことになる。しかしどうしても残るものこそ。
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デザインという、横文字の跡形もない境地。織ることそのもののような裂き織。建築においてもこういう空間を目指したいと願う・・・もう目指すことさえ忘れてしまって。
裂き織(樋野由紀子)
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霜月終わりの日影は淡く、消えたり現われたり。
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11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-11-30 20:32 | ひびきあうもの | Comments(0)