カテゴリ:着物つれづれ( 15 )
裂織バッグ
今年のゴールデンウィークは、自宅にて過ごす。庭いじりと布遊び、ミカンの皮がどっさり。
時々出しては眺めていた樋野由紀子さんの裂織をバッグにしてみた。紐と別仕立てで、なんだか次々とできそうな予感。
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今年は黒・紺以外に挑戦と思っても、さて出かけようとすると靴をどうする、バッグどうする、となる。・・これならいいかな。
サイド縫い合わせただけで、自分の作品というにはおこがましいけど。(礼)

【着物つれづれ】
2018.0506 裂織バッグ
2018.0126 靴の色・スリッパの色
2018.0123 重ね着の流儀
2017.1027 一枚の布から
2017.1012 きものを譲られるとき
2017.0921 糸とボタンの日々
2017.0211 黒が好き
2017.0110 男仕立てのシャツ
2016.1212 恐怖の3度褒め
2015.1222  Daja さんの本
2015.1107 
2015.0509 平成27年度中古品整理判断基準
2015.0429 よみがえる服・着続ける服
2013.0923 秋の色到着
2012.0624 紫陽花色のドレス

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by trmt-ken | 2018-05-06 12:49 | 着物つれづれ | Comments(0)
靴の色・スリッパの色
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写真は「大人のための賢い衣服計画」より(ギャラリーにて撮影:ブログとは無関係。しかし靴を重視しているのがよくわかります。)

健康志向か美観志向か客を見極めるのに、足元を見るという。スニーカーかブーツか。
そのうち健康志向で、ビジネススーツにスニーカーが定着するかもしれない。ダークなスニーカーや、ウォーキングシューズの改良型なども出てくるだろう。
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初盆で隠岐に帰るとき、あれほど念を押したのに、もりのくまさんは白い運動靴で出発してしまった。
隠岐の初盆まわりには、ドレスコードがあり、半そでワイシャツに黒ズボン・ネクタイと決まっている。一足くらい革靴が下駄箱にあるかと思ったが外れ、黒のサンダルで初盆廻りを済ませた。誰も見てないよ、と本人は言うがそうかなあ。
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「失われた時を求めて」で、余命わずかのスワンが侯爵夫人にあわただしく出会う場面がある。侯爵夫人は 夜会に出かけがしらで赤いドレスに黒い靴。時間を気にしながら、もう少し話をしたい気持ちと履き替えねばという気持ちがすれ違う。この世で最後かもしれぬ出会いの未消化な幕切れ。

履物といえば娘の高校の入学式で仰天した。女子は紺の制服にそろいのピンクの便所スリッパ(サンダル)で生徒入場。投書しようかと思ったが、娘が頼むからやめてというので我慢した。以来、学園祭も体育祭も「来るな」の一点張り。ことを荒立てる親には来て欲しくなかったようだ。ところで人質がもういないので言うけど、今も女子はピンクの便所スリッパ継続中でしょうか?
(モンスターとは思っていないペアレント)


【着物つれづれ】

2018.0126靴の色スリッパの色

2018.0123重ね着の流儀

2017.1027一枚の布から

2017.1012着物を譲られる時

2017.0921糸とボタンの日々

2017.0211黒が好き

2017.0110男仕立てのシャツ

2016.1212恐怖の3度褒め

2015.1222

2015.1107

2015.1104

2015.0509平成27年度版中古品整理判断基準

2015.0429よみがえる服・着続ける服

2013.0923秋の色到着

2012.0624紫陽花色のドレス


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by trmt-ken | 2018-01-26 18:17 | 着物つれづれ | Comments(0)
重ね着の流儀
我が家は寒い。人それぞれの防寒対策。
私の場合、タートルネックセーターは3枚まで。それ以上だと首がまわらない。ヒートテック下着も当初これは暖かいと買い込んだが、重ね着すると息ぐるしい。人は皮膚でも呼吸しているのではないかな。

姉から新兵器として贈られた4枚重ね靴下…絹・ウール・絹・綿と重ねる。確かに暖かいが、靴が履けない。最初の2枚は指付なので、履くのにえらい時間がかかる。洗濯をすると靴下だらけになる。というわけで現在2枚(休日は3枚)までに省略して試行中。ちなみに、姉のところには洗面ボウルのようなスリッパがあった。 階段を転げ落ちそう。

欧州旅行中に出会った若者を思い出す本日の4コマ漫画。(1月23日朝日新聞より)

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「 コートなしで寒くありませんか?」で思い出すことあれど、それはまた別の日に「森のくまさん」にて。




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by trmt-ken | 2018-01-23 10:13 | 着物つれづれ | Comments(0)
一枚の布から
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衣服の断捨離のとっかかり。
まずは、途中で止まっている未完成品をとにかく着れるようにする。これが思いがけず大成功(自称)。マント型の一枚の布。サイズフリー、和洋両用。フードがついているだけで、切れ目・縫い目がない。ボタンなどの留め具もまだなし。着ながら考えよう。
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次に、虫食いがあって(長期間放ってあって)あきらめていた服を再生する。これがまたまた大成功!(接着剤と糸くずによる補修)
ひと様に売るわけでなく自分が良ければいいわけで、ハードルがかなり低い。どこぞのお寺の隠し部屋のように、隠すどころか補修を自慢したりして。新しさの価値でなく、「手間暇の価値」全開。

肘の抜けたセーターのツギハギだとか、まともな普通の服がほとんどないけど、サイズフリー・和洋フリー・男女フリーが信条。くまさんの服の部品もそこここに出没。布遊び、台風に挟まれた束の間の秋日和。
(礼)

【着物つれづれ】
2017.1012 きものを譲られるとき
2017.0921 糸とボタンの日々
2017.0211 黒が好き
2017.0110 男仕立てのシャツ
2016.1212 恐怖の3度褒め
2015.1222  Daja さんの本
2015.1107 
2015.1104 
2015.0509 平成27年度版中古品整理判断基準
2015.0429 よみがえる服・着続ける服
2012.0624 紫陽花色のドレス


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by trmt-ken | 2017-10-27 15:18 | 着物つれづれ | Comments(0)
着物を譲られるとき
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10月12日朝日新聞のひととき欄。自分のことのようで。

遺品の形見分けもあるが、着物を譲られるときはある種のかなしみや諦念がまとわりつく。夏の麻の着物は、母が「もう夏に着物を着る元気がなくなったから」と言って(褒める前に)譲ってくれたもの。服にしたら、着ていないより涼しく愛用中。パリの小間物屋で買ったボタン、ベネチアの露店で買ったおもちゃのネックレス。思い出だけでもっている、原価2000円ほどの服。40年物。

数少ない手持ちの服でも、決して処分しないであろう服がいくつかある。すべて、家族の思い出とともに。母が残した着物、祖父の布団側から再生した服。お召の服はクリーニングごとに縮んで、「身を縮めなくてはとても無理」と思いながらも、かけた手間が惜しい。

さて、建築に対する姿勢は夫婦でそんなに違いはないが、衣服に関しては全く対照的。くまさんの服は1.2年でほぼ消耗する。いつも新品なはずなのにきれいとはお世辞にもいえない。・・・それでも言った豪傑がひとりおるぞ。胸ポケットの赤インクのしみを、「しゃれてますね」と。それが、お世辞は言いそうにない人物なので始末が悪い。価値観がからからと崩れる。新しい地平へ立つとき。哀しみや諦念を飛び越えて。(礼)

【着物つれづれ】
2017.1012 きものを譲られるとき
2017.0921 糸とボタンの日々
2017.0211 黒が好き
2017.0110 男仕立てのシャツ
2016.1212 恐怖の3度褒め
2015.1222  Daja さんの本
2015.1107 
2015.1104 ミシンの直った日
2015.0509 平成27年度版中古品整理判断基準
2015.0429 よみがえる服・着続ける服
2012.0624 紫陽花色のドレス

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by trmt-ken | 2017-10-12 19:56 | 着物つれづれ | Comments(0)
糸とボタンの日々
昔から布を見るのが好き。渋谷や新宿近辺、パリではモンマルトルあたりに服地やさんがあって、あてもなしに見るのが気晴らしの一つ。糸やボタンも好きで、かさばらないし、旅先でお土産代わりに買うこともあった。今はスパイスの空き瓶に分類して出番を待つ。紬の服にパリのボタンがついていることも。
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当時は、ミシンもないので一針ずつ返し縫をした。もう着ることはないと観念しつつも、処分できないものも多い。

このところ、生地を見ても前とは明らかな違いがある。以前は、気に入ったらあてもなく購入した。いつか役立つかもしれないと思って。いまは、つい先の時間をカウントしてしまう。しかしそろそろ残り時間を数えるのをやめて、自由にはばたいてみようかなあ。第一歩は色物。ボタンだけ見るならば、世界最長寿を更新してもまだ余裕の服ができそうだし。
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スパイスを買う時は中身より空瓶が目的になりつつある。料理は決して上達しない。(礼)

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by trmt-ken | 2017-09-21 18:49 | 着物つれづれ | Comments(0)
黒が好き
黒が好き。菓子箱とか紙袋でも、黒いとなぜかしまい込んで取っておく習性がある。一説にゴキブリも黒が大好きとか。・・・!。
旅先では、鞄に詰め込んだ衣類も靴下も何もかも黒くて、探し出すのにひと苦労。

お母さん、喪服を何とかしてよ、新しいのを買ったらいいのに、と言われてはや数年。「服は買わない、作る」主義を貫いている身としては作りたいのだが、気が向かないので困る。そのうち突然、必要な時がやってくる。
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その時、すぐ後ろに座る娘は背中の虫食い穴をじっと数えていたらしい。重ね着をしてごまかしたつもりの適当な母親と、細かいところに実に目の行きとどく娘の「背中が原」での無言の攻防戦。あれだけ黒い服ばかりなのにと笑われそうだけど、なかなか取り掛からない仕事もときにあって。Warmieの山崎さんにお願いして肩の荷を降ろし、今年はやすらかに夏を迎えられる。(・・・かな?)
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(礼)
【着物つれづれ】
2017.0110 男仕立てのシャツ
2016.1212 恐怖の3度褒め
2015.1222 Daja さんの本
2015.1107
2015.1104
2015.0509 平成27年度版中古品整理判断基準
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by trmt-ken | 2017-02-11 18:12 | 着物つれづれ | Comments(0)
男仕立てのシャツ
男仕立てのシャツを愛用して半世紀。高校生の時、休み時間にバレーボールをするとブラウスの袖付けがみんな破けたことに始まる。仕方ないので父のワイシャツを詰めてみたら、誠に具合がいい。
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ギャラリーにて撮影されたDajaさんの本より(本文とは直接関係はない)
ある時、仕立券付きの生地を譲ってもらって、デパートで注文したがこれが外れであった。寸法はあっているはずなのに、女仕立てで窮屈でしかたがない。打合せはいいにしても、ウエストも袖も絞って袖山が高い。これはなんだ。なぜ女物は動きやすさよりも「細みせ」が優先するのか。
女の子は細くてかわいいのがいいという価値観を知らずに持っている。男の人は気付いていないと思うが。ブラウスを着たことがないんだから。靴だってそうだ。裏返してみると底の接地面積が小さく、細く見えるようにできている。しっかり地面をつかむことより優先している。

その時の反抗心を持続して50年。以来婦人服売り場には寄り付かない。参考に見ることはあっても、店員さんが寄ってくるとささーと逃げる。そして、息子のものを買うようなふりをして自分のシャツを買う(息子はいないが)。あるいは自分で作る。

スポーツをするたくましい女性を見るのは好き。働いたり、運動したりを束縛することなく、後押しする服こそ、服という名に値する。カフスがどう、ボタンダウンがどうという前にもっと大事なことがある。空間でも同じこと。働いたり考えたりを支える空間をつくりたい。
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モデルはDajaの板倉さん(本文とは直接関係はない。念のため)

ただ、頭の中身まで男仕立てにならぬよう、時々反省をこめて覗いてみる。
(礼)
【着物つれづれ】
2017.0110 男仕立てのシャツ
2016.1212 恐怖の3度褒め
2015.1222 Daja さんの本
2015.1107
2015.1104
2015.0509 平成27年度版中古品整理判断基準
2015.0429
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by trmt-ken | 2017-01-10 20:26 | 着物つれづれ | Comments(0)
恐怖の3度褒め
昔から気になるとそれを見続ける習性がある。母は心配していた。のち警戒していた。

ある時、母の着ている着物をいいね、と褒めた。1度目は喜び、2度目は?となり、3度めにはあきらめてその場で着替えて私にくれた。ウールの普段着であったけれど。別に欲しいといったわけではない。褒めただけ。
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洋服に作り替えて40年。ここまでくると簡単には処分できない。樋野由紀子さんのショールを合わせてまだ着続ける。

愛用している万年筆は、同様に父から分捕った太めのモンブラン。父は黙ってもう少し細めのものを自分用に新調した。寡黙な家族の中で、ある種の会話であったと今は思う。森のくまさんがときどき貸してくれというけれど、ひどく渋い顔をして、返ってくるまでじっと見ている。
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父から分捕って50年。ゆうゆう現役の万年筆。
(礼)
長いこと『更新中』であったホームページを更新しました。
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by trmt-ken | 2016-12-12 21:14 | 着物つれづれ | Comments(0)
『Daja』さんの本
この秋、清光院下のギャラリーにて『Daja』 (板倉直子店長) さんの服の撮影があり、本ができあがりました。ギャラリーの雰囲気にも合った、自然体で年齢不問の着こなしがいっぱい。板倉さん自身がモデルです。
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中庭の木漏れ日
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古ぼけた扉の色と靴の色が呼応して
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階段にて。ちらっと見える靴下に気をつかうかどうか。
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表紙「主婦と生活社」より

さて、自分自身はなんでも似合う体型とは程遠くまたかなりのケチなので、服はめったに買わないが、それなりのこだわりはある。(「ある」から「ないこともない」へと変遷途中。)寺本も同じ。恐るべきは、全然違うと思っていても長年一緒にいるとだんだん似てくること。急に水着が必要になって、衣類をかき回したら、私のは2着、寺本のは3着も出てきた。それぞれ持っているのを忘れてまた買ったらしい。ただし、「2着の人が3着を笑うな」というお叱りも聞こえて。
(礼)

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by trmt-ken | 2015-12-22 12:11 | 着物つれづれ | Comments(0)