仕事柄、現場で梯子を登ったり鉄筋の上を歩いたりする。船でごろごろして海を渡ることもある。ゆとりのあるガウチョパンツは必需品。穿きやすいパジャマを型紙代わりにして、トップスとパーカーとついでにスカーフを作っておく。それからあちこちにポケット( クマさんのポケットは鬼門だが)。濃紺の麻で。こうしたベーシックなものはどうしても黒と紺からはじまる。 新幹線のトイレで、サングラス、黒帽子、黒装束の不審人物が見えた。近寄らないでおこうと思って見直すと、鏡に映る吾輩ではないか。これはちいとなんとかせねば・・・と、せめて黒を紺にしてみた。そこからの道が遠い。黒脱皮宣言はしたけれど。 簡単な服の造り方を尋ねられると、得意げにいろいろ引っ張り出す。大体は縫う箇所少なく省エネ仕様。その時の体形にぴったり合わすなど、不経済なことは絶対にしない。それから一重でざぶざぶ洗えるのがいい。スーツもヒールの高い靴も人と張り合って交渉する衣裳で、物を作ったり、土や水をかまったりするためのものではない。 くまさんだと「だらしない」ですむが、私だと「いよいよ気がふれた」と思われそうで。これも男尊女卑か?(礼) 【着物つれづれ】 2019.0711形見の一枚 2018.0818着物の相談 2018.0723年とともにいきいきする服を 2018.0721和と洋のあわいに 2018.0718黒からの脱皮-その2緑のストール 2018.0716黒からの脱皮 2018.0506裂織バッグ 2018.0126靴の色スリッパの色 2018.0123重ね着の流儀 2017.1027一枚の布から 2017.1012着物を譲られる時 2017.0921糸とボタンの日々 2017.0211黒が好き 2017.0110男仕立てのシャツ 2016.1212恐怖の3度褒め 2015.1222 Daja さんの本 2015.1107羽裏のモダニズム 2015.1104ミシンの直った日 2015.0509平成27年度版中古品整理判断基準 2015.0429よみがえる服・着続ける服 2013.0923秋の色到着 2012.0624紫陽花色のドレス
by trmt-ken
| 2019-07-17 22:32
| 着物つれづれ
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