かつ消えかつ結びて-福岡伸一のコラムより
細胞は物質を合成する以上に、分解することを一生懸命している・・・分解はネガティブでとるに足らないものではない・・・福岡伸一-動的平衡-(朝日新聞2018.0802)
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このところ、断捨離に励んでいる。(ウォーミングアップ程度だが)どんなに好きな生地でも洋服にして体に合わせてしまうと、残しても喜ばれない。というわけで少しづつ形のないものにしていく過程で、また制作意欲がよみがえってきた。ちょっとアートになったり、和に近づいたり。
70歳を超えたら、はたまた80を超えたらいよいよ怖いものなしで、好きなものを着よう。

旅行の最後は、不要な衣類を捨てて着た切り雀。人生もそのようにさわやかにいきたいな、と思うこの頃。分解すること、消えることも重要と思い定めて。

プライドが高くて付き合いにくい母であったが、散り際はあっぱれであった。入院先で大好きな叔父の1周忌のために追悼文を書き、子供の頃からの楽しい思い出を綴って、日付けを書き終えて朝亡くなった。追悼文を受け取りに行った父が、病室があわただしくて亡くなったのを知る。一人でさっさと行くのが母の流儀で。「参ったな…」が無口な父のひとりごと。その母の年齢にまもなく達する。・・・さて母の残した着物をなんとしよう。(礼)

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by trmt-ken | 2018-09-05 17:57 | 折々に・・・ | Comments(0)
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