何事も起きない小説がある。『夕べの雲』庄野潤三。仕掛けや、趣向や何か変わったことがなければ小説は成り立たないか。 清冽な静けさに満ちた時空がある。何もないところに光が差し、時が移ろう。事件や主張がいろいろあると見えなくなる『余白』の力を、信じたい。光の動き・風・時の移ろいを感じるための手がかりをつくる・・・それが私の仕事。 (礼)
by trmt-ken
| 2016-08-18 08:56
| 折々に・・・
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by 寺本建築・都市研究所 タグ
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