本好きの本棚
私の最初の設計は本棚でした。
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中学生の頃です。有り合わせの本棚に詰め込まれたり、押し入れに新聞紙にくるまれているものや、足の踏み場もない量の本で、一部屋全部図書室のようにしました。新宿の紀伊国屋(前川國男設計)の本棚のようにダークな色にして、その部屋が隠れ家みたいな部屋でありました。本を捨てられないのは遺伝的病です。
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天井までの本棚は引っ越しの時に危険なので、上下分解して地下室に搬入。
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このたび、魅力的な本屋さんDOORbookstoreを一部改修することになり、本棚を作れそうでうれしくてたまらない。自宅には東京の父の残した本を引き取るための本棚もつくりたい。
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DOOR-bookstore 米田由美子さんの作品のあるコンクリートブロックの壁
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Door中庭の円形庇
本が建物以上に家そのもののような気がするのはなぜだろう。時空を超えて著者と訳者と父と対話しているからだろうか。松江に住んで30年、幾分かの空白をはさんで実家にいた年月をこえているのだけれど、いまだに夢に見るのは本に埋まった東京の家です。
(礼)

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by trmt-ken | 2015-04-27 17:55 | 読書日記 | Comments(0)
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