スペインへの小旅行をしました。グラナダの山の上の「赤い砦」アルハンブラは、幾重にも巡る壁に守られた天上の楽園でした。庭園・多数の中庭を囲む宮殿・浴場・離宮の他ホテルや劇場まであります。
様々な切り口がありますが、まずは中庭(patio)について。 円形の中庭 低い水盤 広い水面に建物が映る ほっそりした列柱とライオンに支えられた水盤 城壁沿いの風景も見ながら中庭を見下ろす 糸杉と回廊の柱が呼応する 離宮の細長い水路と噴水 アルハンブラのみで丸一日はかかります。中庭だけでなく立体的に庭園が連続し、水が連続し、壁のような緑、樹木のような柱など境目が混然としてくる。中庭(patio)と庭園(jardins)の差も少し開放的かどうかの違いで、歩き回るうちに夢見心地になる。西欧に奇跡的に残されたイスラム文化の華です。
by trmt-ken
| 2014-10-21 15:05
| 旅日記
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by 寺本建築・都市研究所 タグ
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