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漂うモダニズム―槇文彦によせて
「新建築9月号」に槇文彦先生が、長文のエッセイを寄稿されています。寺本は、まるで自分に宛てられた手紙のように受けとめて、必死に返事を書いています。いつもは「吾輩」は偉いと思っている人が、「浅学非才の身で」とかしこまっているのがすごくおかしいです。

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御夫妻で来松の時のスナップ

タイトルは「漂うモダニズム」。…漂い、立ち止まり、羽を休め、再び飛び立とうとする文章、後には思いがけない種を落とし、次世代に思いがけない植物が芽を吹くかもしれない文章。読み手が自らの様々な思いに浸り、読むことに喜びと幸せを感じました。

槇先生は松江・出雲には何度も見え、お供をしました。新しいディテールのきっかけ、興味を持っている本、松江の都市デザインへのアドバイスなど、数人で伺うにはもったいないような話しが続出しました。

by trmt-ken | 2012-10-08 22:30 | 現代建築の現在 | Comments(0)
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