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セミ記念日
夏休みに入って自然児軍団がやって来る。
おかあさんはやくはやく!の声で母親経験者3名が首を出すと、中庭ではセミが羽化の真っ最中。
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夕刻褐色の殻が割れて薄緑の蝉が顔を出す。プルプル震えながらイナバウアー。落ちそうで落ちない。緑色の小さな羽が大きく伸びて夜9時蝉らしくなる。
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セミにも場所の好みがあってね‥と、いつも脱け殻のある所に行くと、今まさに交尾中。下には前日の脱殻。
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そばには1本の樹に3つの脱殻。
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若い虫博士にいろいろ教わる夏の夕暮れ。生まれて初めて羽化に立ち会い、7月31日、今日はセミ記念日。(礼)

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by trmt-ken | 2017-07-31 21:56 | 折々に・・・ | Comments(0)
ブロックの家つくり-その4
ブロックの良さは、素人にも手が届く素材であること。ホームセンターに山積みになっているブロックを組み立てて、花壇だのバーベキュー台だのもこしらえることができそうな気がする。レゴブロックで遊ぶように、子供に戻って。
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ヘルマン・ヘルツベルハー(A+Uより)穴あきブロックで泥遊び
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住まいは、本当はそんなものではなかったか。高層マンションになったら、手も足も出ない。新建材だと、削ると「違うもの」が出てくる。古びるとみすぼらしくなる…。それは何か違うと思うのだ。…場所に、風土に働きかけて少しずつ自分のものにしていく、一緒に成長する、そんな生き方を受け止める素材の一つとしてブロックがあるような気がする。(土や木や石や緑とともに)
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ヘルマン・ヘルツベルハー(A+Uより)水飲み場
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(同上)小学校の流し台
着るもの・食べるもの・すまい、出来上がったものを買ってくる生活に慣れすぎていないか。手と頭を働かすのは楽しいことなのに。
木の丸い棒がタオルかけになったり、手すりや物干しになったり、4本(又は3本)あれば椅子の足にもなる。梯子にもなる。ブロックも 階段になり、椅子、テーブルになり、床になり、壁になる。暖炉にもなる。…今回はどこまでいこうか。

材料も愛でて、おだてて、そのうち空を飛ぶかも。
(精神年齢は十分子供)

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by trmt-ken | 2017-07-30 13:40 | 建築 | Comments(0)
ブロックの家つくり-その3(マリオ・ボッタの初期の住宅)
コンクリートブロック造建築の特徴は「石を積むように一個一個積んでいく」ところにある。ブロックは工場で量産されるのですが一個づつ微妙に表情が違う。改めて、コンクリートブロック住宅の魅力について

マリオボッタの住宅
雑誌「a+u」1976年9月号・・・スイスのティチーノ州に住む建築家たちの特集に掲載されていました。

(1)カデナッツオの住宅
丸い窓や2層分のスリットなどのフォルムが特徴。質素だけど重厚。
いいなあ・・・と写真を眺めていたころを思い出す。この「いいなァ!」という素朴な気持ちが設計の原動力と思う。
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丘の上にあるんですね

(2)リヴァ・サンヴィターレの住宅
丘の上から赤い鉄骨ブリッジを渡って最上階の玄関に入る。湖を眺めすっくと立っているブロックの彫刻。


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(3)リゴルネットの住宅
ブロックに赤い粉を入れ(きっとそうだ!)ストライプの外壁。何層にもまたがる外部吹き抜けは 3軒共通。
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(和)

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by trmt-ken | 2017-07-29 20:38 | 建築 | Comments(0)
ブロックの家つくり-その2
森のくまさんが、コンクリートブロック造についての稿を練っています。それはあとのお楽しみとして、こちらは、住んでみてわかったことや3軒+α建てた経験について。

その1.夏涼しい。(前稿による)暑がりのくまさんが左うちわ。

その2.固定資産税が安い。…竣工後、税務署の調査があり、コンセント数とかを丁寧に数えておられた。でも壁は構造躯体の素地のまま、シャンデリアなどもちろんなし、「粗末な小屋」扱いで評価額はとても低かった。びっくりして思わず「もうちいとかかっているんですけど」と言いかけたけど、ぐっと我慢した。で、RC 造のギャラリー(こちらのほうが規模は小さい)と比較しても税金は半分以下で済んでいる。
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自邸玄関(外のような中のようなほとんど外)
その3.壁が呼吸している。汚れない。…そもそもブロックを使用した最初は、私共もテナントとして入ったハーベストビル。構造は鉄骨で、内部仕切り壁としてごく普通のコンクリートブロックを積みました。外周の内側はクロス張り。居住者にヘビースモーカーが多く、鉄骨部やクロスはすぐに黄ばんでしまったが、ブロックは涼しい顔。これは使えると思いました。CB を活かすためスチール塗装色をCB 中心に決めています。
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ハーベストビル階段ホール(鉄骨造)

その4.担当の現場監督が得意そうに教えてくれたこと。…不整形の収まりなど、どうしてもモルタルで補修する必要が生じたとき、断熱材の板を押し当てるとブロックそっくりになる。思えば材料は同一で、現場の創意工夫があってこそ。現場はいつも楽しいが、一段ずつ積み上げていくCB の現場は特別に。
(現場大好き単細胞人種)

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by trmt-ken | 2017-07-28 20:03 | 建築 | Comments(0)
ブロックの家つくりーその1

コンクリートブロック造の住宅は、清光院下の家(寺本邸)、上乃木DOOR、義方町の家の3軒の後しばらく間があきましたが、このほど2軒同時に進行しています。ブロックの良さを共有できることがとても嬉しい。

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室内と中庭が連続する

ブロック2重壁の家の特徴の一つが夏涼しいこと。このところの猛暑で連日33度と報道されるが、1階の居間はようやく28度になった。特に下がることもなく安定していて、エアコンなしでも夏中30度を超えることはない。エアコンは2階の仕事場1台のみ。

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床にも敷いているが、中に空洞があることで雪の溶け方にも特徴がある。住んでみて初めてわかったこと。
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小端立ての駐車場
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平置きの中庭-雪融けの朝-





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by trmt-ken | 2017-07-27 19:49 | 建築 | Comments(0)
清光院下から愛宕下『まちブラ手帖』ご案内

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昨日は「松江まちブラ手帖」の取材があり、堀江さんとマーブルの取材クルーが清光院下をまち歩き。ギャラリーに立ち寄られました。放送は8月7日(月)11チャンネルとのこと。
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中庭にて




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by trmt-ken | 2017-07-26 18:42 | 折々に・・・ | Comments(0)
もったいない大魔神が作る料理
買い物から帰って、くまさんが袋を落としてしまった。見ると卵が5つも割れている。あやや。捨てるな!まだいける!と傍で騒ぐ声あり。急きょ卵料理に挑戦。
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夏の定番、トマトときゅうりのオムレツ。味付けは醤油と砂糖少々。飽きの来ない味で、卵をいっぱい割ってしまったときにはぜひお試しください。きゅうりがどっさりできた時にも応用可。

もったいない大魔神の得意料理は、お盆のしまいに展開する。多人数が思い思いに購入した食材が残り、おまけにドカッと届けられた手造り野菜。これを廃棄してなるものかと、ハチマキして考える。創作料理はほとんどこの時だけ。普段はくまさんまかせになった。たまに腕前を披露すると、君すごいね!と最大級のお褒めにあずかる。すこし、おもはゆい。

松江に来た当初、くまさんが幼い娘を連れてパチンコをしたことがある。大当たりで、玉がじゃらじゃら出て、娘が目を輝かせてお父さんすごいね!と叫んだ。そのおもはゆさに通じるかな。大当たりの時は、高揚感とは裏腹な薄暗い特別な出口から帰るんだそうな。
(おもはゆい大魔神)



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by trmt-ken | 2017-07-23 13:05 | 折々に・・・ | Comments(0)
もりのくまさん「ゆでだこ」になる
猛暑の日、地鎮祭があった。問題は服装。「正装、ネクタイ着用のこと」と案内状にある。
このところ夏にスーツを着ることのなかったもりのくまさん。うんと我慢してワイシャツ・ネクタイに冬のスーツを着用した。会場は屋外のテント。暑いわなあ。
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夏にネクタイなど考えもしないこと数年。ネクタイは1本きりになった。他にも持っていたのだけれど、無意識に外して団子にするのでダメになる。上着もすぐに脱いで忘れるので、夏のはもうない。それでうんと我慢する羽目におちいる。自業自得。
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暑いのは苦手でも夏休みは大好きな森のくまさん。あちこちで、ノウゼンカズラを見かけるたびにあっ咲いてる!と叫ぶ。何度でも。夏休みの記憶と分かちがたく結びついているらしい淡いオレンジ色の花。昨日からセミが鳴き始めた。さあ夏休み。

「森のくまさん」大集合

2017.0207

2017.0101
テーブルにアイロンをかける2016.1229
まめの勲章、粗忽の勲章2016.1208
森のくまさん風邪をひく



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by trmt-ken | 2017-07-20 09:13 | 森のくまさん | Comments(0)
息(いぎ)をするように
定期的に5時間ほどの汽車の旅をする。今回の旅の友は「The Secret Garden」。子供の頃読んだ本をもう一度ゆっくりと原語で楽しむ。子供の時には気づかなかった、たくさんのこと・・・。

重要なところで言葉が標準語からヨークシャなまりになる。ほとばしる本音の叫び。そういえば、チャタレイ夫人もそうだった。いきものに触れたときにあふれ出る「不思議な感覚」も共通して。

Wick・・・息(いぎ)してる*。いきている。呼吸と生命が同じことだ。(*猪熊葉子訳-福音館書店-による)
Wutherin・・・荒れ狂うムーアは「嵐が丘」へとつながる感覚。風土を「聞く」ため本をひらくのではないかとさえ思われて。
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それから・・・たくさんの象徴性。なぜディコンが葦笛をもって登場するか、なぜディコンの母親が青いマントを着て現れるか、金のラッパの日、・・・大人になってあらためて子供の世界におさまりきらぬ豊かさに瞠目する。
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実は一度取り寄せに失敗したのだった。妙に安価だなと思ったら、ペラペラの「あらすじ」のような本が届いた。子供の本のあらすじを知ってどうなるの。宝物は細部やちょっとした言葉遣いにこそ。

そして言葉を駆使して表現するのが文学ならば、建築はかたちを通して考えるしごとだと思うのだ。力や風や色や肌触りを胸いっぱいに吸い込んで。息(いぎ)をするように、風土に向かって網を投げるように。
(礼)

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by trmt-ken | 2017-07-18 19:52 | 折々に・・・ | Comments(0)
重松壮一郎 ピアノコンサートのご案内
夏の終わりに、清光院下のギャラリーにて重松壮一郎ピアノコンサートがあります。
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日時:9月2日(土)16:30開場、17:00開演
場所:清光院下のギャラリー(松江市外中原町198-1)
お問い合わせ:mail:soso@livingthings.org
tel:090-6518-6963
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by trmt-ken | 2017-07-16 22:22 | コンサート・催し | Comments(0)