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【ひびきあうもの】8-6 手の痕跡
以前は削り取っていた手の痕跡。自然なものは残してもいいと決断に至る。「消す」と「残す」のあわい。
ろくろのあと、道具のあと、らせんの最後の跡。壺(森脇靖)
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書にも道具の痕跡や、呼吸や力の跡が残る。残そうとすると妙なことになる。しかしどうしても残るものこそ。
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デザインという、横文字の跡形もない境地。織ることそのもののような裂き織。建築においてもこういう空間を目指したいと願う・・・もう目指すことさえ忘れてしまって。
裂き織(樋野由紀子)
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霜月終わりの日影は淡く、消えたり現われたり。
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11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-11-30 20:32 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-5-淳平さんとこの猫-
勝手連による 命名第2号、『寅』。手間 ひまかかるため、ようやっと展示会当日に到着しました。(川口淳平)
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隠岐旅行にご一緒したときも、手提げに籐を携えて。夜中に起きたら、エビの怪物のようなものが洗面ボウルにいて、ぎょっとした。籐を水に浸してあって、一人夜なべ仕事に精を出しておられた。それでも量産できるわけもなく、今回は「寅」さん一つの出品。

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命名の栄誉を担った第一号は『吾輩』。川口淳平さんとこの猫はみなえらそーで、栄養がよさそーで、人を怖れない。そういうところで育った箱入り猫の面々です。


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「ひびきあうもの」展には様々な動物がひそむ。こちらは迫力ある虎柄の皿。戦闘的食欲の晩に。(舩木伸児)


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陽だまりには幸せの青い鳥。(岡本美那子)
(礼)

11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子

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by trmt-ken | 2016-11-29 19:17 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-4 展示のご案内-続-
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究極の格子。象嵌による四角の窓で隣りあわせはみな違う色。 刻み込まれた時間と根気。ここに至るとおかしみが漂う。誰にも強いられず、望まれてもいない、根気というあまのじゃく。(吾郷屋)


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いつも新しい発見がある。枯れていく時間、息をする時間が結び合った草の冠。


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そして白い和紙の冠。なぜか切ない。しめ縄や紙垂につながる祈りににて。

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か細い白いキャンドルが、明かりをともしながら変容する。変わっていくこと、滅していくことの美しさと哀惜。(中尾淳子)
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11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


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by trmt-ken | 2016-11-28 19:23 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-3 格子の効果-ひびきあうもの展はじまりました
格子がひびきあうとき
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チェック・オン・チェック(マット:樋野由紀子、クロス:堀江和子)

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ライン・オン・チェック(皿:舩木伸児)

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チェックの皿:盛り付けに遊び心

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そして華やぎの皿:舩木伸児

会期:11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open
会場:清光院下のギャラリー(松江市外中原町216-5)

山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子



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by trmt-ken | 2016-11-27 21:05 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-2 先行ご紹介
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白木の本立。あれどこか(江津の演壇)でも見たような。


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いつもなんだろうと頭をひねるのが、吾郷屋さんの作品。さいころのようで、何か秘密が隠れていそうで、始まる前に壊してはならぬ。ご本人に聞こう。面白いものを発見した赤ちゃんにもどるここち。

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整列したスプーンと皿。藤原将史。
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人も並んで準備中。
見上げれば草のリース。いい匂いに包まれる静かな午後。「ひびきあうもの」は明日からです。
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11月27日(日)10:00~11:30堀井和子さんによるトークイベント
        13:00~18:00 open
11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open

山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子
(礼)

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by trmt-ken | 2016-11-26 16:48 | ひびきあうもの | Comments(0)
【ひびきあうもの】8-1-会場準備が進んでいます
27日(日)からの「ひびきあうもの展」準備中のところをお邪魔してご紹介します。
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今年は晩秋の開催です。もみじも散ったなと思っていたら、ヤドリギのような飾りつけ。松本裕子さんの魔法。
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格子柄の布(堀井和子さん)の上では、素朴な器が違う表情を見せます。樋野由紀子さんの織物は、冬に向かって暖かい素材。冬もいいなあ。
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森脇靖さんの器は黄色が仲間入り。一輪挿しの兵隊さん。
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彫刻のような、ろうそくのような壺。 名もなき草が、アートに変わる舞台。12月4日までです。

11月27日(日)10:00~11:30堀井和子さんによるトークイベント
        13:00~18:00 open
11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open

山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


清光院下ギャラリーにおける展示会


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by trmt-ken | 2016-11-25 16:45 | ひびきあうもの | Comments(0)
海へ向かって―江津市役所―
吉阪隆正の江津市役所を訪ねる。
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竣工式の日。みんな海に向かって。
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玄関風除室には市章が隠れている。本来は表からも見えたが、現在は市憲章の看板にふさがれている。裏から見ると青いガラス煉瓦積。帰り際に、人はきっと海のようなステンドグラスを見たであろう。
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ガラス小口を見せるステンドグラスの例:厚みの違いが青の濃さ。(構作舎による)
サンブノワ・シュールロワールの修道院工房では、ブロックガラスをコンクリートに打ち込んで、洗いだす手法でステンドグラスを製作していた。ガラスという物質そのものを愛でて。
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ゴロンとした木製手すりは、2本が出会う箇所がことに魅力的。やあやあとあいさつを交わす。長めに製作して現場で端部を切り落とす。角度と丸みがついて、生き物になる。
当初の写真を見ると、ブリッジやテラスにつく外部手すりも皆内側にカーブしている。軽い構造でもう一度領域を作る。これも復元したい詳細。触覚も体の一部。乾燥ナメクジ(自称)に触覚があるかどうかは不明なれど。
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海に向かって、くらい空に虹が2重に架かっていた。海に向かうのは、機能以前に人が海に向かいたいからだと思う。でんでんむし(回り階段)より日本海を見る。朝9時。
(礼)

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by trmt-ken | 2016-11-20 13:16 | 建築 | Comments(0)
【ひびきあうもの展】Vol.8【ご案内】
ひびきあうもの展【ご案内】
日時:11月27日(日)~12月4日(日)
場所:清光院下のギャラリー
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11月27日(日)10:00~11:30堀井和子さんによるトークイベント
        13:00~18:00 open
11月28日(月)~12月4日(日)11:00~18:00 open

山陰のクラフト:舩木伸児・森脇靖・樋野由紀子・岡本英利哉・岡本美那子・藤原将史・川口淳平・松本裕子・吾郷直紀・中尾淳子


清光院下ギャラリーにおける展示会



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by trmt-ken | 2016-11-17 16:24 | ひびきあうもの | Comments(0)
明治20年代壁の下張り―現場にてー
改修工事現場にて押入れの紙をはがしてみると、明治20年代の新聞の下張りが顔を出した。
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明治29年4月19日には板垣翁云々、また別の紙には米国大統領マッキンレー氏云々とあり、タイムスリップした気分。ということは、その下地の杉板も明治のものということになる。これは生かさねばばちが当たる。
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by trmt-ken | 2016-11-15 21:50 | 建築 | Comments(0)
午後の仕事場-MintChuChuLeather 川口商店にて-
革工芸の仕事場は、静かに時が過ぎる。いつまでも居たい午後のひと時。
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日差しを浴びて猫がふふんと。
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周りに集う動物たちは鼻歌まじり、店主は寸暇を惜しんで仕事に精を出す。
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川口商店にて
(礼)

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by trmt-ken | 2016-11-13 20:22 | mint | Comments(0)