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夏のおわりに
30日土曜日、夏休みの終わりに、ソーメン流しがありました。
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中庭の高低差を利用した竹の流し台が準備されました。
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みんなでまちかまえて。
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バーべキューもあります
子供さんとかっての子供さんたちの手作りイベントです。夜は盛大な花火をお楽しみに。夏の名残を惜しむひととき。
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by trmt-ken | 2014-08-30 19:00 | 折々に・・・ | Comments(0)
【お知らせ】MATSUE art fes KAMIARI -カミアリ-

9月に松江市内の複数のギャラリーにて個展が同時開催するイベント「MATSUE art fes KAMIARI -カミアリ-」に清光院下のギャラリーも参加します。
皆様のお越しをお待ちしております!(会場によって日程が異なりますのでご注意ください。)

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MATSUE art fes KAMIARI -カミアリ- 清光院下のギャラリー会場
  • 出展者:sota(from Funkotsu)
  • 略歴:
    2011年より「絵描き」を主体として大阪にて活動開始。難波Art Yard & artyard studioにてイベントブッキング、企画を行うかたわら、あくまで作家として自身のイベントに積極的に参加。切り絵作家中島祥吾とのユニット「Funkotsu」を始めとして、Tシャツブランド「dear goliath」、空間インスタレーショングループ「ワイバーン」など各方面にて制作を続ける。
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  • 日時:2014年9月14日(日)〜15日(月・祝)
  • 時間:13:00〜19:00
  • 会場:清光院下のギャラリー
  • 住所:島根県松江市外中原町198-1
  • 主催:KAMIARI実行委員会


清光院下のギャラリーにおける展示会
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by trmt-ken | 2014-08-29 18:00 | コンサート・催し | Comments(0)
米子のクリニック―その2
「米子のクリニック」は竣工から1年が経ちました。
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正面・欅が少し成長しました。

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玄関のから入ると正面に光庭。

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待合室の中庭・白雲木が中心です。中庭に向かうスペースのほかに、ひっそりしたコーナーなどがあります。

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天井は木架構が樹木のように広がります

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薬局側正面

造園の前田・小林夫妻に協力頂き、自然な庭づくりをしています。建物とともに成長が楽しみです。
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by trmt-ken | 2014-08-28 16:10 | 建築 | Comments(0)
土な建築・土なモダニズム―2(現代建築の現在―7)
先日(7月6日)、松江市上乃木のDOOR BOOKSTOREさんで行なった「土な建築・土なモダニズム―2」の記録(島根県建築士会・会報の原稿)ができましたので掲載いたします。
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  • 土から遠くなった現代建築
    前回の「土な建築・土なモダニズム」では、建築についての主観に偏った論「私はこんな建築が好き、あんなのが嫌い…土な建築を目指したい」について述べました。これは、「つち」から遠くなってしまったことが、現代建築の閉塞感や停滞感を生み出した大きな原因ではないか…?という仮説です。「つち」には少し広い意味を持たせています。
    • 土  ……建築素材、土の表情や姿
    • 地面 ……地面に近い場所、背の低い建物
    • 地域性……気候や風土など、その地域でなければならない理由とか必然性を備えた建築
    • 場所性……その場所でなければならない理由とか必然性を備えた建築
    • 身体性……石、土、木、紙、コンクリート、植物、鉄など自然系の素材を基本とし、ゆっくりしたスピードにより手仕事に支えられた技術
    • 無名性……自己主張を控えたアノニマスな建築
    今回は、現代建築が土やローカリズムをどのように意識してきたか…?という視点から、現代建築の歴史を簡単に俯瞰してみます。

  • モダニズム建築の2潮流
    モダニズム建築運動の初期には、「地域性や歴史性を超えた世界共通性」というインターナショナリズムの価値観を広めることが大きな課題でしたが、個々の建築作品を見てみますと、必ずしも世界共通性一色ではありません。実に多様な作品が生み出されています。

    3巨匠のなかで、コルビュジェ(特に後期)とライトはつちに対する親和感の強い作品ばかりです。一方ミースは、ファンスワース邸など低層建築からシーグラムビルなど高層のものに至るまで、、ガラスを多用しユニヴァーサルスペースを追究するなど、つちから離れた作品が特徴です。このミースの流れが世界中に広がる過程で陳腐化し、「冷たくて退屈なモダニズム建築」につながっているようです。

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    このように、モダニズム建築は発生以来、「土」と「離土」の2つの潮流があります。藤森照信さんの言う「赤派と白派」です。近年の日本でも、「ますます土に接近するフジモリさん、土からもっと離れたいセジマさん」というかたちで表れていると思います。
    日本のモダニズム建築の特徴としては、このほかに
    • 装飾の少ない日本の伝統的建築とモダニズム建築の近親性
    • 戦災から立ち直るために、廉価に大量に建設することが優先された高度成長期
    • 歴史的町並みなど、日本の伝統的生活文化の軽視と、近年になっての再評価
    などがあげられます。

  • 地域性・場所性の再評価(1970年前後)
    1970年前後というのは、日本の建築界や社会状況、また世界的にも一つの区切りといわれています。丹下健三さんの傑作である代々木競技場を頂点とするモダニズム建築が、次のステップへの模索を始めたのです。
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    高度成長期の波にさらされた日本の都市や建築の、向かうべき方向を探る方法論が広く検討されました。モダニズム建築の「世界共通性」に対して、地域性や場所性の再評価の試みが行われました。私ごとに引き寄せて延べますと、学生生活のちょうど真ん中の1969年は、ベトナム反戦運動につながる全国的な大学闘争(紛争?)の年であり、公害に象徴される自然破壊への危機感、大学の在り方、近代化や合理主義的価値観などに対して多くの異議が表明された時代です。

  • ポストモダニズム建築
    本稿の第1回「美しい町は可能か」で述べましたが、ポストモダニズム建築とは、「モダニズム建築が忘れてきたかのように見える歴史性や地域性を再評価しようとするものでしたが、その多くは『新しい装飾主義』とでも呼ぶべきものになっている」と考えられます。

  • 集落調査
    1960年代半ばから1970年代にかけて、「デザインサーヴェイ」という都市・建築の調査手法が広まりました。この調査は、建築学や社会学の研究者や学生、そして集落の居住者との協同によって、集落の建物配置から個々の住宅の間取りや細かな生活のしつらえまでを、一つの実測図面にするという点で、当時としては画期的でした。原広司研究室の「世界の集落調査」も1970年代です。
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  • 地域振興(村おこし・まちづくり)の諸活動
    社会学の領域では、先進国を手本にした単純な近代化論や外発的発展論に対する批判から、鶴見和子さん達による「内発的発展論」が提唱されたのもこのころです。歴史の発展は一元的なものではなく、多元的で多面的なものであると考え、多面的な人間発展を重視し、国家より地域社会を基本においています。経済的発展と同時に、文化的社会的発展を重視する理論です。日本では、具体的展開としての「村おこし・まちづくり」の諸活動が始まり、現在に至っています。

  • 新しい地域主義、新しいヒューマニズム
    近年では、ポストモダニズムやグローバリズムに対する反省から、様々な試みが各分野で行われています。下は住宅誌「チルチンびと」の過去10年間の特集テーマです。モダニズム建築が見落としてきた日本の伝統的生活文化の再評価の例です。住宅に限らず、建築空間一般に対する価値観が表れていると思います。

    • 10 木の家・自然素材
    • 10 庭・緑
    • 09 古民家・町家・古さ
    • 08 エコロジー
    • 08 火・囲炉裏
    • 07 和・日本
    • 06 永く・持続

    また、藻谷浩介さんにより、「マネー資本主義」に対抗する「里山資本主義」という農山漁村の環境資源や人的ネットワークを重視する活動が提唱されています。
    一昨年の槇文彦さんの論考「漂うモダニズム」では、言語と建築の類似性に着目したモダニズム建築の劣化状態についての考察が、多面的に漂うように展開しています。そのなかで、モダニズム建築の今後の可能性として、「新しいヒューマニズム」と「新しい地域主義」の2点の記述があります。「人間をどのように考えたか…についての表明としての建築」という視点が、新しいヒューマニズムの骨子です。新しい地域主義については、「可能性があるとすれば…」という留保付きです。この2つの指摘はとても示唆に富んでいます。

今回の原稿執筆や資料収集の中で、「土とモダニズム建築」の視点として以下の切り口が浮上しましたので、次回以降吟味してみます。
  • 建築に影響する風土や地域性の枠組み
  • ケネス・フランプトンの批判的地域主義
  • 土なモダニズムの集合としてのグローバルモダニズム
これらのコンセプトについては、慎重な取り扱いが必要と考えますが、「何よりそれは、建築作品として表現されるべきものかもしれない…」とも思っています。
(和)

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by trmt-ken | 2014-08-19 14:30 | 現代建築の現在 | Comments(0)
【お知らせ】まつえ・町家 古民家/再生工房
まつえ・町家 古民家/再生工房のウェブサイトを開設しました。
  • 早速ですが、染織家の矢野まり子さんが、工房として使用できる空き家を探していらっしゃいます。
    第一希望は松江市(旧・八束郡を含む)の農家です。お心あたりがあればご一報ください。
    連絡先:0852-26-1196(担当:越野)

  • 新しいチラシが完成しました。
    詳しい内容はウェブサイトに載せています。
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by trmt-ken | 2014-08-04 16:10 | まちづくり | Comments(0)