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【お知らせ】 空き家についてのご相談・情報提供をお待ちしています。
松江の古い家に住みたい人
  • 古い建物でお店を開きたい人
  • 空き家になった家をどうしたらよいか思案している人
  • まちなかで暮らしたい人
  • まちを楽しみたい人
  • 松江のまちが好きな人
  • 空き家についてのご相談・情報提供をお待ちしています。


    私たちは松江の町の活力回復をめざし、これまでいくつかの取り組みを行なって来ました。

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      町家・土蔵再生事業

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      美保関町・青石畳通り再生計画

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      酒蔵再利用計画

    • 堀川遊覧船の就航支援や伝統美観地区の修景
    • 中心商店街活性化事業
    • まちなか居住再開発事業
    • 松江駅通りの景観形成計画
    • 清光院下地区など住宅地の景観保全活動
    …などですが、まだまだ大きな流れには至っていません。まちなかにも郊外にも、空き地や空き家が次第に増えています。
    空き家になってさらに傷みが進み、壊されて行く古い民家や町家の中には、注意深く手を加えれば、再利用できるものが少なくありません。往時の佇まいや建築的価値を取り戻し、暮らしを豊かにする可能性を探る活動に、まちの皆様と一緒に取り組みたいと考えています。

    空き家についてのご相談・情報提供をお待ちしています。

    • お問合せ先:株式会社 寺本建築・都市研究所
    • 担当:越野(こしの)
    • 電話:0852-26-1196
    • メール:trmt-ken@mable.ne.jp

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    by trmt-ken | 2014-06-28 15:30 | まちづくり | Comments(0)
    【ご案内】土な建築・土なモダニズム—その2
    7月6日(日)19:00より、上乃木のDOOR BOOKSTOREさんにて「土な建築・土なモダニズム—その2」を開催します。(参加費無料)
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    「モダニズム建築の停滞感は、土から遠ざかったところに原因があるのではないか…」という仮説を、さらに吟味してみたいと思います。「土な」という言葉には、「土そのもの、地面、風土、地域性、場所性、身体性、手仕事、構造性、無名性…」などの意味をこめています。

    ここ数年の「ひびきあうもの」の活動に参加された皆さんから、「土な…」についてたくさんの貴重なヒントををいただきました。感謝申し上げます。 謝々。

    「土な建築・土なモダニズム—その2」
    • 前回の概要
    • 土とモダニズム建築
    • インターナショナリズムとローカリズム
    • 近年の動向
    • 「建築」を広くとらえる
    • 意見交換
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      白井晟一アトリエ No.5 外壁
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    by trmt-ken | 2014-06-24 13:45 | 現代建築の現在 | Comments(0)
    小説から音楽はきこえないか
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    ハーベストビル・松江市
    平成はじめに設計したハーベストビルは、その後の平田図書館やコンクリートブロック造の住宅につながる建物。
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    自邸コンクリートブロック造中庭

    建築と音楽との共通性についてはよく言われるけれど、時に文学からも音の響きが聞こえることがある。たとえば高村薫『レディ・ジョーカー』。ストーリー・細部の緻密さ・人物の魅力はさておいて、言葉を使った変奏・転調・展開はほとんど音楽のようだと思う。ある心の動きをAとすると、A', A+, A-, 反転A, 裏返しA, 倒立Aなどのように進行し、追う刑事と追われる犯人やが受け繋いでいく。反復する事件・自殺。
    たとえば『源氏物語』。似通った心理のあやが、位相をずらしながら繰り返し繰り返し現れる。
    そしてまた、たとえば『ハイジ』。山の体験が最初のハイジ、心を病んで帰郷したハイジ、新天地でのクララへと繰り返される。
    パウル・クレーは自らの作品に対し、切り取り、裏返し、並べ替えといった操作を意識的に行ったことが分かっている。『おわらないアトリエ』展(2011年)
    フェルメールやクレーの絵から音楽が聞こえるように、小説にも響きがあると思う。

    ところで、音楽分野の人はどのように絵画を見、小説を読むだろうか。oto, note, tone, tune... ひそやかに進行する、記憶と時間と反復の感覚。小説を読んで、知識を得ようという人はいまい。読む喜びは言葉の手触り、そして言葉による音楽を聴くことではないだろうか。

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    平田図書館夕景
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    平田には、妻入りの町屋が並ぶ街並みがあった。そのイメージを引き継ぎながら、敷地に合わせ雁行配置としている。内部はハーベストビルが展開した形式をとる。ハーベストビルは、私共も入居していたテナントビルで、ブロックの壁等いろいろな要素の種・原型が詰まっている。harvest収穫よりも種まきの建物であった。
    写真:古川誠
    (礼)

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    by trmt-ken | 2014-06-19 22:15 | 折々に・・・ | Comments(0)
    【お知らせ】ジャパングラフ森善之写真展
    ジャパングラフ・森善之さんの島根版出版記念展が開かれています。14日・15日の2日間。清光院下のギャラリーにて。
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    滋賀県から始まり地方を特集してきて、島根県特集号は第5集となります。

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    画面に捉えられているのは地方に生きる普通の人のひそやかな日常。10年先・20年先にはどうなっているだろう。

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    アジサイとヤマボウシの庭越しに伺った時には、参加者がワークショップにでかけられてしんとした午後でした。明日の日曜日は14時からトークがあります。
    15日までの2日間です。お見逃しなく。

    清光院下のギャラリーにおける展示会
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    by trmt-ken | 2014-06-14 17:45 | コンサート・催し | Comments(0)
    【お知らせ】清光院下のギャラリーのご利用などについて
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    清光院下のギャラリーのご利用について】
    • 一般の方の集まりやコンサート・展示会にもご利用いただけます。
    • 利用料金は、半日:5,000円・1日:10,000円です。建物の維持費等にあてています。
    • 貸ホール専用の施設ではないため、駐車場などの制約があります。7月下旬より8月末までは夏休みにて閉館します。詳しくは下記にご相談ください。
    • TEL:0852-26-1196(有光・ありみつ)
      メール:trmt-ken@mable.ne.jp

    【住宅などの設計依頼について】
    多くの場合、住宅は一生に一度の大事業です。じっくりと構えることが必要です。クライアント(注文主)と設計者の相性が大切ですので、両者の「お見合い期間」が必要です。2か月くらいかかることもあります。その間のご相談は無料。見通しがたったのち、設計契約を交わし、本格的な設計に着手します。お気軽にご相談ください。なお設計の期間はゆったりあるほうがありがたいです。

    ただ今、寺本建築・都市研究所のホームページを編集中です。作品の写真を整理しているところですので、今夏にはご紹介出来るかもしれません。
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    by trmt-ken | 2014-06-12 09:55 | コンサート・催し | Comments(0)
    架構とその展開―séquence―をつくる
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    五箇創生館ホール(隠岐の島町)
    自邸を実験台にコンクリート壁の上に木架構を載せたとき、複数の架構形式が連続して展開しはじめました。

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    五箇中学校(隠岐の島町)・玄関
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    五箇中学校・ホール
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    五箇中学校・階段室
    工事中の建物にいると森の中のようだと思いました。一本の木ではなく様々な樹に囲まれて。

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    仁摩図書館(大田市)・大庇
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    仁摩図書館・天窓
    設計当初はもう少し隠れていた架構を見えるように現場で変更しています。現場ではいろいろなことを発見し、もう一歩を踏み出すことも多い。

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    シーサイドホテル鶴丸(西ノ島町)
    指のように、樹のように、帆船のように軽々と。

    要素が連続すること―séquence(シークエンス)―は空間を作る始めの一歩のようなもので、架構がなくても、色だけでséquenceを形成することもある。空間の大きさや広がり、明暗でも。ただ、架構によるséquenceは内発的に発展していくような力動感がある。本当は構造家が脳みそを絞っているのだけれど。構造担当はすべて新潟の汎構造設計・坂上さん。写真は古川誠さん。
    (礼)

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    by trmt-ken | 2014-06-10 21:15 | 建築 | Comments(0)
    時が作るもの―住宅について(その2)
    光と影同様、作りながら気づいたことの一つは、時の重さについてです。
    最初から作ってここまでのものができるだろうか、と正直思います。なぜだろうか。

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    大東の古民家改修
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    舞良戸と天井の作る闇―obscur―と障子越の明り―clair―そして畳の反映

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    浜山の家・天井梁
    人の生活の痕跡・道具の残したあと・そうしたすべてを引き受けて存在しているものの力強さ。傷さえも魅力になる。

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    欄間もよく見るとぎざぎざが手掘りされている―建具に再利用。

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    大社の家・改修部分
    新しくて、最初が一番というのはどうも違うような気がする。家は育つものではないだろうか。
    (礼)

    写真:古川 誠
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    by trmt-ken | 2014-06-05 18:20 | 建築 | Comments(0)
    clair-obscur―光と影について
    建築にはいろいろな要素がありますが、大事にしていることの一つが光と影です。
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    木漏れ日:夏の朝

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    日食の朝・巨大な竜がざわめいているようでした。

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    米田由美子:家族の肖像

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    影との対話

    コンクリートブロックの家に暮らし、壁やスクリーンに映る影を楽しんでいますが、設計していにたときは意識になく、暮らして初めて気づきました。光の干渉・光が揺れる・滑る・転がる…どこでも光が影と戯れている。

    週末には清光院下のギャラリーにて中島ノブユキさんのコンサートがあります。近作アルバムのタイトルがclair-obscur。お楽しみに。

    (礼)

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    by trmt-ken | 2014-06-03 20:40 | 折々に・・・ | Comments(0)
    住宅について考えていること
    住宅を中心に今までの仕事をまとめてみました。ホームページにはまだ画像が少なく、おいおい充実させていきたいと思っています。
    6・7月の間、松江・米子・出雲の今井書店の店頭にフライヤーを置いています。
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    印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。(A4縦2ページ・6.65MB)
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    by trmt-ken | 2014-06-01 20:00 | 建築 | Comments(0)