雨漏りの好きな猫
謫居(たくきょ)とは流罪人としてのわび住まい(蘇東坡:謫居三適三首より)。滴々居とは、白井晟一の 2つ目の自邸。雨漏りがして、便所がなかった伝説の家。さて我が家の天窓がいよいよ雨漏りし始めた。バケツを置いて、晴れて滴々々居となる。
f0202518_21130212.jpg
Door さんの玄関ホールには大きな天窓があって、雨漏りには長いこと悩まされた。高橋家は猫も芸術家肌。その雨漏りが大好きで、たらーとブロックを滴る雨水をじっと眺めていたそうな。・・・にも拘わらず、中庭への増築部分は再びガラス屋根をかけることになった。やっぱりここはガラスだねと。まことにありがたい施主様と猫様である。長寿で栄養満点の大物猫。
f0202518_21125788.jpg
Doorさんには大庇を含め七つの丸い穴がある。その一つが玄関のトップライト
f0202518_21130790.jpg
天窓から降る光に佇む:米田由美子
f0202518_09223382.jpg

部屋から増築部分庇、中庭へ続く展示。外部仕様の作品が置かれている(米田由美子:Intimacyより1108)
f0202518_20535688.jpg
あるしゃれた改修店舗でみつけた謎の白いバケツ(風オブジェ)。眼鏡を替え、じっと見ると、かすかに錆色が認められた。やっぱり。(つくづく建築家というのはやな人種だねと自己嫌悪に陥りながら目を凝らす。)努力と効果に免じて、浮雲バケッティーズとか命名したいような。我が家の参考にしよう。
( 猫になりたい建築家)

[PR]
by trmt-ken | 2017-11-26 18:26 | 建築 | Comments(0)
<< アイルランド伝統音楽のクリスマ... アイルランド協会の公演【ご案内】 >>