存在としての色
逗子の友人宅に飾られていたブルーの絵に惹きつけられた。吉永裕(Yoshinaga Yutaka)の作品(写真がピンボケだったためカタログより再掲 4St-AA)
色の持つ力はかくまで・・・。和紙にパステルを塗り込んでいる。


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形に全力をかけている人がいる。色と格闘している人がいる。バラガン自邸には黄色の絵があった。なくなる直前まで、色紙を撫でていたそうな。
パステルも、日本画の顔料も、抽象されえない色そのものを手放さない。匂うような色。うめくような色がある。あわだち騒ぐ本能をなだめるように四角の枠組み。

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布もそうした強さが織り込まれる。樋野由紀子さんの織物は時に優しく、時に力強い。気力が弱っているときにはとても身に着けられないと思うこともある。織物に背中を押されることもある。そうした人や作品と出会える幸せ。(礼)



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by trmt-ken | 2017-09-22 16:44 | 折々に・・・ | Comments(0)
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