海へ向かって―江津市役所―
吉阪隆正の江津市役所を訪ねる。
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竣工式の日。みんな海に向かって。
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玄関風除室には市章が隠れている。本来は表からも見えたが、現在は市憲章の看板にふさがれている。裏から見ると青いガラス煉瓦積。帰り際に、人はきっと海のようなステンドグラスを見たであろう。
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ガラス小口を見せるステンドグラスの例:厚みの違いが青の濃さ。(構作舎による)
サンブノワ・シュールロワールの修道院工房では、ブロックガラスをコンクリートに打ち込んで、洗いだす手法でステンドグラスを製作していた。ガラスという物質そのものを愛でて。
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ゴロンとした木製手すりは、2本が出会う箇所がことに魅力的。やあやあとあいさつを交わす。長めに製作して現場で端部を切り落とす。角度と丸みがついて、生き物になる。
当初の写真を見ると、ブリッジやテラスにつく外部手すりも皆内側にカーブしている。軽い構造でもう一度領域を作る。これも復元したい詳細。触覚も体の一部。乾燥ナメクジ(自称)に触覚があるかどうかは不明なれど。
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海に向かって、くらい空に虹が2重に架かっていた。海に向かうのは、機能以前に人が海に向かいたいからだと思う。でんでんむし(回り階段)より日本海を見る。朝9時。
(礼)

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by trmt-ken | 2016-11-20 13:16 | 建築 | Comments(0)
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