たどたどしい言葉で
なまった言葉、たどたどしい言葉が、かえって本音を直截につたえることがある。上手になることを、巧みになることを時にはおそれて。

『ライ麦畑でつかまえて』なんてへたくそな英語だ。何にでもsomething and allがひっついてきて。船酔いしそうにand allとぶちぶち言いながら、終盤に来てたたみかけるせつなさ。決して流行作家なんかにならないよといいたげな潔さ。
おんなじ口癖をまた見つけた。ドリトル先生の隣人、貝掘りのジョー。 なまった上にan‘ allの春の海。鼻にかかってのたりのたり。きっと、言葉も中身だけではないリズムの波かな。
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-ドリトル先生航海記より-イラストもHUGH LOFTING
(礼)

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by trmt-ken | 2016-03-26 13:07 | 折々に・・・ | Comments(0)
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