上田正昭先生を悼む
歴史の大家である上田先生にお目にかかったのは、委員長をされていた「古代出雲文化展」の準備委員会です。
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委員会は、様々な分野の研究者の意見が出て毎回勉強になり、充実感のある会でした。そして多様な意見が、ただ言い置かれるというのでなしに、共有され、一体感がありました。これはとても稀なことです。おまけに、「荒神谷の発見に次いで何か出てこないかな・・」と話題がでていたところ本当に加茂岩倉の銅鐸が発見され、東京・京都・島根巡回の展示は、大盛況となりました。

私といえば、委員を引き受けてしまったものの、役に立たず目立たぬ委員でした。それでも会のあと励ましをいただき、気持ちが暖かくなりました。その後、社叢学会の設立など、いつも上田先生の視点に注目してきました。足元とともにはるか遠くを見据えた先人に敬意と心から哀悼の意を捧げます。
(礼)

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by trmt-ken | 2016-03-14 14:21 | 折々に・・・ | Comments(0)
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