大社庁舎(ちょうのや)を残したい
本日3月11日の山陰中央新報に大社庁舎(菊竹清訓)の建て替え検討の記事が掲載された。
「島根の宝」を取り壊すのかと衝撃を受けた。
f0202518_11333994.jpg

最初に島根に旅したのは35年ほど前になる。歴史的建造物の保存や歴史をフランスで学んで帰国したばかりで、「歴史的環境に新しいものを創る」ということの大切さを叩き込まれてきたのだが、日本の地方においてこのような仕事がすでに達成されていることに仰天した。風土を感じ、起源に降りていく洞察力があれば、特別な歴史教育など必要ないのかもしれないと思った。フランスの先生や仲間に自慢したいと思った。

その時の旅行で隠岐・山陰・山陽と縦断し、稲はでの形状変化に見入った。農という、信仰の基礎となるものを主題に据え、また敬意を払うべき主殿に対する構えなど、これ以上の回答は考えつかない。 何らかの保存の手立てはとれないだろうか。大社の遷宮のように、長い歴史の中でよみがえらせてほしい
(礼)

[PR]
by trmt-ken | 2016-03-11 11:36 | 建築 | Comments(0)
<< 上田正昭先生を悼む 暖かな雨が降る >>