中庭―石と水と緑が出会うところ スペイン便りその1
スペインへの小旅行をしました。グラナダの山の上の「赤い砦」アルハンブラは、幾重にも巡る壁に守られた天上の楽園でした。庭園・多数の中庭を囲む宮殿・浴場・離宮の他ホテルや劇場まであります。

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城壁

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様々な切り口がありますが、まずは中庭(patio)について。
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カルロス5世宮
円形の中庭

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ナスル朝黄金の間中庭
低い水盤

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コマレス宮アラヤネスの中庭
広い水面に建物が映る

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ライオンの中庭
ほっそりした列柱とライオンに支えられた水盤

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グリルの中庭
城壁沿いの風景も見ながら中庭を見下ろす

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リンダラハの中庭
糸杉と回廊の柱が呼応する

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ヘネラリーフェ・アセキアの中庭
離宮の細長い水路と噴水

アルハンブラのみで丸一日はかかります。中庭だけでなく立体的に庭園が連続し、水が連続し、壁のような緑、樹木のような柱など境目が混然としてくる。中庭(patio)と庭園(jardins)の差も少し開放的かどうかの違いで、歩き回るうちに夢見心地になる。西欧に奇跡的に残されたイスラム文化の華です。
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by trmt-ken | 2014-10-21 15:05 | 折々に・・・ | Comments(0)
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