「つち」から遠くなった現代建築
3月16日(日)の夜、上乃木のDOOR bookstoreで「土な建築・土なモダニズム」の話をさせていただきました。二度目でしたので、清光院下のギャラリーの時よりは要領よく話すことが出来ました。(…でも、1時間を超えてしまった…)
  1. 「つち」から遠くなってしまったことが、現代建築の閉塞感や停滞感を生み出した大きな原因ではないか。「つちな…」という素朴で多様な概念を大切にしたい。
  2. 「ヒト」は、建築や風景の善し悪しを動物的本能により判断するといわれているが、そのことが軽視されているのではないか。
  3. 約20年前に設計したDOOR  bookstore(高橋邸)では、それらについてどう考えていたか。
  4. 世界各地のモダニズム建築を眺めてみると、実に多様で豊かである。バラガンやアアルト、ズントー、沖縄の象など私たちが好ましいと思う建築は、「つち」との関連が強固なことにも気が付く。
  5. ロンシャンの教会などを見ると(私はまだ行ったことがないが…)、コルビュジェも根っこでは土な建築への親和感が強いことに気付く。
というようなことを話しました。今後は、
  • 無名性
  • シェルターとしての構造性
  • 新しさと懐かしさの関係
などについて、もっと突き詰めてみたいと考えています。
(和)

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by trmt-ken | 2014-04-05 12:00 | 現代建築の現在 | Comments(0)
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