隠岐の島便り-木材生産の現場より
隠岐の島の木材生産の現場をたずねました。
松は減り、山に樹があっても、なかなか入手できないなどの問題点を抱えた林業ですが、それでも昔ながらの家つくりを求める人はおり、そのための準備をしている大工さんもいます。島の北、伊後地区の大工さんと製材所を尋ねました。
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同じ山の樹
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同じ木からとれた板
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モミ、クス、銀杏、欅など、それぞれに香りも個性も異なります。
乾燥機にかけると艶がなくなるとか。自然乾燥させ、まるまる同じ山の木で家を建てる、という時間をかけた贅沢な作り方があります。農作物にも共通する、ゆっくりしたストレスのない生き方です。息子さん2人を含め5人でチームを組んでいるという大工さんです。木材所有者から前もって樹を入手し、丸太で乾燥させ、仲間の製材所で板材にし、さらに時間をかけて乾燥させてから使うそうです。息子さんの家を見学させていただきました。
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幅広杉板の床
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クスの下足入れ:よい香りがします
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by trmt-ken | 2013-11-10 14:13 | 隠岐の島たより | Comments(0)
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