繋ぐこと・受け継ぐこと
春の吉日、倉吉の蔵移築の続報を頂きました。
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解体前
解体された古い材が受け継がれ、新しい生命を得ることになりました。頂いた写真は、一本松の映像にも重なり、感動的です。振り返ってみれば、寺本の隠岐の家もすでに古民家に属する古さですが、明治時代に同じ村内から移築されたものです。
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写真の子供服、もともとは祖父の普段着であったものを礼子が染めて洋服にして長いこと着て、その後娘の晴れ着にしました。紬は着やすく、縫いやすく、染めやすく本当に重宝しています。60年、4世代にわたる思い出があるので、とても処分できかねる。お召、ウール、麻の着物も母から受け継いで服にして、30年も着ています。ただ、これは帽子にはなりそうとか、袋ものにとか、クッションの詰め物にまで至ると捨てられない病重症となるため、ぐっとこらえています。

長く着る極意

  1. 流行は無視

  2. ゆとりを持つ

  3. 襟など顔に近く傷みやすい部分は取り替え可能にしておく

  4. 余り布をくっつけておき同じ回数洗濯する
など和服にも建築にも通じる原則があります。これから30年着ようという方への参考までに。祖父の着物には袖にたばこの焦げ跡もありました。それは欠点というより、思い出の一部でもある。古民家改修の折に大きな梁の傷がむしろ存在感があるなと感じたことにつながります。

蔵からあらぬ方向へ話が飛びました。あらためて、蔵とオーナーの若いご夫妻と職人さんに心からおめでとう。(礼)
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by trmt-ken | 2013-04-02 21:58 | 折々に・・・ | Comments(0)
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