土な建築・ビルな建築
倉吉の土蔵の解体に立ち会いました。数Km離れた場所に移築し、店舗として利用するそうです。解体中の左官さんによると、昭和初期のものということです。2階の階高が高いこと、2階の桁材を引っ張る鉄筋、7mの棟持梁などが特徴です。当時のこの地方の蔵にはよくみられる工法と聞きました。
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遠景
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落としかけの土壁
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編まれた壁・扉下地
建築が風土や工芸と親類であることを再認識します。古びても壊れても美しい。この地の土は良質で昔の土を新しいものに混ぜると、よい土壁ができるそうです。普通なら4回5回の工程が3回で仕上がるほどとか。土は左官さんによって再利用され、建屋も再建される予定。不死鳥のごとく、第2の命を生きます。
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上階の棟持梁
土には生と死の両義性があるなと思います。
さて、ここ数か月間、モダニズム建築の現在―6「土な建築・ビルな建築」というタイトルで、寺本が脳みそをしぼっています。乞うご期待あるいは忍耐。(礼)
…その前に、モダニズム建築の現在―5を載せることになりそうですヮ。(和)
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by trmt-ken | 2013-02-18 17:30 | 建築 | Comments(0)
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