隠岐古典相撲
昨日、映画「渾身」が全国版ニュースに出ていました。
舞台となった水若酢神社は、隠岐の寺本の隣です。寺本家は明治時代にできていますが、神社に敬意を表して、神社側の北向きを表としています。
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水若酢神社鳥居と寺本の蔵。母屋は樹木の後ろ

古典相撲は20年ごとの遷宮や慶事の際に、周到な準備を経て執り行われます。映画のモデルとなった遷宮の際は私は新婚早々で、都会育ちの新米嫁は様々なしきたりにカルチャーショックを受けました。遷宮は深夜暗闇の中で行われ、その後の奉納相撲は徹夜でありました。界隈はしめ縄が張り巡らされ、派手な襦袢を羽織った力士たちが相撲甚句をうたいながら練り歩いていました。こちらは来客の接待に追われ、昼だか、夜だか朝だかなんだかわからんようになり、時々上がる相撲場のどよめきを聞いていました。

昨年のロケの際は学生さんと古民家調査の合宿中で、学生さんはエキストラで参加しました。夏でしたが、11月にふさわしい服装でとの注文だったそうです。この時もまた若者の食事の準備に追われながら相撲場のどよめきを聞いていました。

映画のモデルの池田さんは、都万村の大工さんで、工事の現場でもお会いしました。松江で一度カラオケにご一緒しましたが、恐ろしく歌がうまく、店内がシーンとして拍手喝采でありました。
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隠岐今津の花畑
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今津の林
先日隠岐の国道を走っていると、夕闇の中になにかぷらんぷらんするものがある。前の車の荷台の牛のしっぽでした。家族同様かわいがられている牛の揺れるしっぽを見ながら、車が行列してのどかに走っていました。相撲だけでなく闘牛・祭り・神楽・古民家・海の幸など、いろいろな魅力を秘めた場所です。
映画の成功を祈念します。(礼)
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by trmt-ken | 2013-01-17 22:51 | 隠岐の島たより | Comments(0)
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